ちぐはぐで、けれど愛おしい青春模様に

この物語は、ある2人の出会いから始まる。それだけならば単純なボーイミーツガールであったのかもしれない。
けれど、そうならない事情が1つ、そこには横たわっている。
ままならない部分である。どうしようもなくちぐはぐな部分であり、当人だってそれは理解をしている。

感情移入しやすく、そして甘酸っぱい。
青春と一言で言えばそうなのかもしれないが、多分そんな簡単な言葉で片付けるものでもないのだ。

とかく2人が魅力的。
けれどこのちぐはぐな部分に気付いたとき、お互いどうなるのかハラハラもするのです。
魅力的な2人を、今から見守ってみませんか。
ぜひご一読ください。

その他のおすすめレビュー

千崎 翔鶴さんの他のおすすめレビュー818