第13話 閑話
さて、ここらで僕が少し月満家の人間を紹介しておこうか。
多少メタくても文句は言わないで欲しい。口封じに行っちゃうよ?
僕は、月満優。本名では、当然ない。満月の鬼と呼ばれる殺し屋だ。能力は「時間の概念から外れる能力」。時が止まった世界を動ける能力と言ったらわかりやすいだろう。
年齢は三十二歳。誰ともまぐわったことはない。童貞ってやつだね。
いつも背中に満月が描かれている白いコートを着ている。身長は高め。金髪で腰あたりにまでくる長さの長髪だよ。
宇月新太君。彼も「時間の概念から外れる能力」を持っている。だが、僕のように自在に扱う事ができない。走馬灯というものがある。体が死を直感した時起こる現象。その時発動するのと、僕が能力を発動したら共に発動する。
二十歳、童貞だそうだ。参っちゃうよね。
服装は自由、よくTシャツに黒のズボンを履いてるよ。髪は黒い短髪。
晴子。月満家に最初に来た家事係。奴隷のように扱われていたところを僕が晴子以外を皆殺しにしたことで出会った。行く宛てもないからと仕方なしに引き取った。晴子という名は本名だ。名字は今は言わないでおく。
年齢より若く見える三十八歳。処女ではない。胸が大きく、身長も女性にしては高い。普段はメイド服で外出時はスーツ。青い髪のツインテール。
美雨。月満家の財布係。成功させた企業を乗っ取られ、用無しのために殺されそうなところを助けたことで出会った。今は、僕のためにある企業を立ち上げ、そこの社長をしている。年収は内緒にしておく。ちなみに、月満家は僕以外、全員が美雨の扶養家族。一家の大黒柱だ。美雨も本名である。名字は……。
年齢より若く見える四十歳。処女ではない。胸が小さく、身長は女性にしては高い。ハイヒールの似合うスーツ。金色の髪に清潔感のある長さの髪。
雪絵。月満家のデータベース。ハッキングとクラッキングなど、パソコンにおける無敵の才能があり、警察の全権限で捕まった天才。その才能を僕は金で買い、解放した。彼女のためにスパコンを用意し、部屋に置いてある。彼女を引き取ってから、取引を全て彼女に任せている。あだ名はホワイトスノー。雪絵というのは本名だ。名字はもういいよね?
二十三歳、処女だ。胸はそれなりにあり、身長は低め。普段は大体、白いTシャツに青いズボン。銀髪の髪にボサボサの天然パーマ。
姫ちゃん。本名、霧島姫。元殺し屋でまず家が殺し屋の家柄。彼女と新太君が出会ったのは偶然だが、運命だったんだろう。もう人を殺したくないと言う彼女を連れて月満家に戻った新太君の依頼で、僕が彼女の家の者を脅し(大分再起不能にしたよ)彼女を引き取る。あだ名は毒姫。薬の扱いに長けている。当然毒薬もね。多重人格らしいが僕は知らない。
十五歳。処女だそうだ。胸はぺったんこ、身長は小さすぎるだろと思うくらい低い。白いワンピースをよく着ている。緑の髪で、腰までくる長髪。
ん? なんだい? あの二人も教えて欲しいかい?
仕方ないな。雪絵の情報網に感謝するんだよ?
神道凛。神道組、現組長。あるトラブルがきっかけで体が動けなくなった両親から、組長を引き継いだ凛さんは、様々な事業に介入し、組を大きくする。若くして組を大きくした彼女に付いてくる者は多く、逆にその分敵も多い。困っていたところを愛ちゃんを雇うことで、トラブルの多くを愛ちゃんに解決させている。今の一大事業が愛ちゃんのアイドル活動。
二十五歳(結構若いよね)、処女ではないそうだ。胸は中くらい、身長も中くらい。赤いドレスを着ていたり、黒のスーツに身を包んだり、時にワイルドなアウトドア派の服を着たり。状況次第でいくらでも変身する。赤い髪で長い髪をポニーテールに纏めていることが多い。
皆月愛。殺し屋兼アイドル。凄惨な母親を殺して愛し、殺し屋に拾われ殺し屋として育てられる。その後師匠も愛し(殺し)、凛さんを殺しに行く依頼で凛さんと出会った。師匠から他人の女性を愛すのは百合となりいけないと教えられていたらしく(恐らく師匠が女で遊ぶため)、その教えを守り、凛さんを殺さずに雇い主を逆に愛し(殺し)、それ以来凛さんの専属殺し屋として生きている。殺して良いと判断すると男なら容赦なく愛す(殺す)らしく、凛さんも手を焼いている。
十五歳、処女かそうでないかはわからない。胸は少し大きめ、身長は低め。赤いワンピースを着ていることが多いが、アイドル活動の時はその時々の制服を着ている。茶髪で肩くらいまでの長めの髪を、可愛らしくアレンジしている。
長くなったね。これで大体わかったかな?
またどこかで詳細を加えていけたらいいなと思うよ。それは僕の役割ではないけどね。
今宵月は人を殺す 〜殺人鬼の「殺人」を止めたい俺は能力を上手く使えなくても抗っている〜 みちづきシモン @simon1987
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