Fate/stay nightや鬼滅の刃が好きな人は読むべし

デスゲームと聞くと意味も分からず集めれれた人たちが無理やり戦わされてやたらと死んでいくイメージがあるのですが、この作品は登場人物の全員にしっかりと理由があり、自らの望みを叶えるためにデスゲームを戦います。
そう、この物語のデスゲームは、デスゲームでもあり聖杯戦争でもあるのです。
そしてデスゲームだけに、必ず誰かが脱落していくのです。
ですがこの物語は生き残るものだけにあらず、死んで脱落していく者たちに関しても、背景をしっかりと描いてくれるので、登場人物全員に感情移入してしまいます。
その散り際はとても切なく、個人的にはふと某作品の無惨様の血を分け与えられた鬼たちの最後の様に儚く感じます。
まだ現在更新中ですが、既に作者様はラストまで書き終えていらっしゃるとのことなので、この先クライマックスに向けてどうなっていくのか、とても楽しみです。

その他のおすすめレビュー

海猫ほたるさんの他のおすすめレビュー317