ヒリヒリするような青春デスゲーム!

ホラーが苦手で、グロいシーンは無理。
そんなわたしが思わずレビューまで書いてしまいました。

プロローグは、兄と病気の妹との静かで美しいシーン。
そこから一転して、幻想的な場所に集められた六人の少年少女たちは、白髪の少女ロゼの「好きな願い事を一つだけ叶えられる」という言葉を聞き、デスゲームに参加します。

誰かが死ぬたびに、彼らの過去や願い――狂気や愛が、ヒリヒリするような言葉と表現でこれでもかとこちらの感性を揺さぶってきます。
もちろん人が死ぬ場面は怖いのですが、それよりも心をえぐるような心理描写に、わたしは戦慄しました。

ラストシーンははたして読者の予想通りか、それとも……?
気になった方はぜひともお読みください!

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