タイトルからして病んでる桃太郎とか、胸糞桃太郎とかそういうパターンでハチャメチャな感じで童話を弄るのかと思ったのですが、読み始めると桃太郎に腐りを感じずに物語が進んでいきました。むしろ腐ってそうなのは拾った子を鬼退治という危険な事に向かわせたおじいさんおばあさんという皮肉を展開するのかと思いきや、どうもそれも違うらしくーー最後まで読むとこの物語の「腐った」がよく出来ていて「ああ、なるほど」と良い感じな悪い改変だなと納得しました(笑)
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