ふってわいた

 深夜のラジオ放送は、独特の味わいがある。私は、中高生の時分にもっぱらFMを聞いていた。

 その瞬間まで日常を続けるのは、誰にでもできることではないだろう。だからこそ、主人公のプロ意識がきわだつ。

 必読本作。