短いが鮮烈な印象を残す快作。様々な角度から解釈ができるが、折に触れてそうした回想録に浸りたくなる余韻でもあった。 必読本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(390文字)
梅花と呼びながら、心の中ではぬいぐるみちゃんと呼ぶ。友達という距離感を利用する、小桃の秘めた想いとは。柔らかな身体の温もりや鼻をくすぐる甘い香りに心躍らせ、美しい短編を何度も味わいましょう。最初…続きを読む
タイトルの「ぬいぐるみちゃん」が友人を指すという導入から、初め狂気めいたものかとぞくっとしたのですが……人形、ではなく「ぬいぐるみ」と表現したことに深みのある、愛おしさと切なさが溢れるお話でした……!
かわいい関係ほんのりなのがいいニヤニヤしてしまうのは、百合脳に侵され過ぎ?べたべたで、あまあまでぬくぬくで「ぬいぐるみちゃん」を甘やかしつつ、甘えている短いストーリーの、その…続きを読む
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