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  • 緊急入院13 外科受診②への応援コメント

    なかなか思うようには進まないものなのですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    なんやかんや、手術終わるまで色々とハプニングが多かったですねー。まあ、ネタになるので良いのですが

  • 緊急入院12 外科受診への応援コメント

    ここまで一気に読ませていただきました。不謹慎ながら、とても「楽しく」読んでしまいました。

    大変な苦しみや不安を経験されたのだと思いますが、フクロウさんのフィルターがかかることで、読者もその経験に接することができる。

    「番外編 重症筋無力症について紹介するよ!」で書かれていたことですが、「冒頭で述べた通りどんな人間であろうと人生は有限なのです。そんな大事な大事な時間を重症筋無力症とかようわからん病気程度で無駄にしちゃいけないのです」という言葉を実践しようとしておられるのだな、と感じました。

    人それぞれ病気になることは避けられないかもしれないけど、病気に向き合う態度はいろいろありうるんだ、そんなメッセージに勇気づけられた気がいたします。

    どうぞこれからもお大事に。

    作者からの返信

    一気読みに、応援、感想までありがとうございます!感謝の極み!

    冒頭の「はじめに」ですが、これを書いたのは病気を申告された当日の夜でした。この時はまだ頭がぐちゃぐちゃで、もう死ぬかもしれないからとにかく何かを残さなきゃと必死だったのを覚えています。逆にいえば、病気にならなければあんな風に必死に執筆することはなかったのかもしれません。

    病気になったり、死が近づくと人の時の流れは特別になります。というより、特別なのだと気付かされます。その時間を悲観的に捉えるか、有益だと捉えるかって結構重要ですよね。maruさんのおっしゃる通り、私は後者でいたいなと思いました。

    結局何が言いたいのか全くわからなくなってしまったのですが、要するに丁寧にお読み頂き本当にありがとうございました、ということです。

    編集済
  • ごめんなさい。適切な表現ではないとはわかっているんですが、面白く読ませてもらっています。

    体験にもとづいていても、フクロウさんという語り手のフィルターを一度通しているから、怖い経験なのに安心して(?)読めるのかな。

    一か月以上経ってから投稿されているんですよね。とてもわかりやすく整理して書かれていますが、メモなどを残しておられたのでしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    闘病エッセイなのですが、できるだけ悲壮感は出さずコメディ要素を取り入れながら書いていこうというスタンスだったので、面白く読んで頂けたなら本望です。ありがとうございます。

    メモ等は特にとってなかったので、大体こんな感じだったかなーを取り入れつつ、病気のことはネットで再度調べたりして書いていました。わかりやすいと言って頂けて嬉しいです。

  • 自宅療養 一月末への応援コメント

    当たり前にできていたことが当たり前にできなくなることの怖さ、すごくよく伝わってきました。


  • 編集済

    緊急入院12 外科受診への応援コメント

    内科は、最近でこそ、カテーテル治療や内視鏡治療など、「侵襲的治療(患者さんの体に傷をつける治療)」を行なうようになりましたが、もともとは「病気の原因を考え、薬で治療を行なう」、いわば、頭と口(患者さんへの説明)で仕事をする診療科なので、どちらかと言えば、「理屈っぽい」人が多いです。

    かつては、自分の専攻を決めるときに、「部活の先輩」などからの誘いで入局先を決めることが多かったそうです。外科の仕事は「手術」も「チームワーク」であること、長丁場となることが多いことなどから、「体育会系」の人が多い傾向にあります。

    とはいえ、内科系も、やはり「年功序列」的なことは多く(一般企業と変わらないと思う)、医者の世界そのものが、どこか「体育会系」です。外科系がより、その色が強いと思います。

    胸腺腫の手術だけでなく、心臓の外科手術も基本的には胸骨正中切開でアプローチするので、おそらく「ほとんどの場合」胸骨正中切開でのアプローチだと思います。胸腔鏡などを使う場合は別のアプローチをするのかもしれませんが、内科の私ではちょっとわかりません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    お医者様の中でもやっぱり年功序列は多いのですね。病院内のことはよく知りませんが、看護師さん達は外科の先生は毎日のように手術していて体力お化けですよと話していました。そういう部分でも体育会系だなあという感想を持った覚えがあります。

    今回は別のアプローチもこの後提案されるので、私の場合はという言葉を使われました。そのへんは後々……

  • 子どもの病気で「川崎病」は免疫グロブリン療法を行なうので、研修医時代に数人、免疫グロブリンの投与を行ないました。2,3歳の子供たちなので、あまり何も訴えなく、ケロッとしていた印象でしたが、やっぱりしんどかったのかもしれませんね。

    いや、39度近い高熱が数日続いていたのが、結構劇的に落ち着くので、身体が楽になる方が大きいのかもしれません。いずれにせよ、大人のようには上手にしゃべれない子供たち、かわいい分だけ、しんどい治療をするのは心苦しかった記憶があります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    私の場合はとにかく頭痛がひどくて、風邪ひいた時の最高潮みたいな痛みが続いていました。子供達もしんどさみたいなものはあったのかもしれませんね。

    でも、グロブリン療法は私も劇的に症状が改善されたので頭痛のしんどさよりも症状改善の嬉しさのほうが勝ってました。どんどんぶっ込んでくれーと思ってましたね

  • ステロイドパルスでなくても、高容量のステロイドを飲んでいると、身体的なものだけでなく、不眠とか、メンタル的なものもいろいろと出てくるので、さぞかし大変だったのだろうと愚考しています。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!

    そうなんですよ、ステロイド系のせいなのかなんなのか微妙なところですが気分の高揚や落ち込みとか激しかった気がしますね。
    何よりパルスやったあとは本当に目がギンギンで寝れないです。眠いのに寝れないって中々しんどいものがありますね。

  • 呼吸機能検査、元気な人でも難しいものです。

    以前勤務していた診療所で、呼吸機能検査をするときには、患者さんが検査をする前に、私が「こうするんですよ」と目の前で実践して(ご存じの通り、元気な人が行なっても、呼吸機能検査はしんどいです)、どうするのかを見せていたのですが、それでも中々…。なので、チューブを咥えるのも難しいとなれば、正確な検査ができないのはしょうがないと思います。

    声がかすれていたのは、声帯を動かす筋肉も筋力低下が起きていたものと推測しています。ものを飲み込むときに声帯は無意識のうちに閉じるので、声帯が動かせなくなるとムセます。逆に閉じたままで動かなくなることもあり、その時は窒息してしまうので「超緊急事態」です。そういう点でも、「ムセはあれど窒息せず」で乗り切れたこと、本当に良かったと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    あの検査普通の方でも難しいのですね。じゃあ、尚更症状出てる私なんかは出来ないですよね笑
    やり直せばやり直すほど口も呼吸もしんどいので、"まだやらんといけんのか……"と思いながらやってました。

    あまり実感なかったのですが、私も超緊急事態の手前まで行っていたのですかね。すぐにでも入院の判断をしてくれた前の主治医には感謝せねばならんですね。

  • 嚥下困難のある若い方の食事、ものすごく悩みますね。

    プリン、ゼリーを持ち込み可として、ゼリー食を指示し、高たんぱく、高エネルギーの栄養補助用ゼリーをメインにする、というのが一番おいしく食べられるでしょうか。

    部屋の環境、大切ですよね。うちの病院にも時に60代後半くらいの認知機能もしっかりした方が、骨折後のリハビリ目的などで入院されることがあります。その時に必ず言われるのが、「こんな環境、勘弁してほしい」ということです。「すみません、すみません」と毎日回診で謝罪の意を伝えるのですが、なかなか如何ともできず、ある程度リハビリが進み、家で何とかなりそう、となれば、予定前倒しで退院される方がほとんどです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    あのおかずだったら、プリンとか高カロリーゼリーで生きていた方がマシだと確かに思います。私、お粥も嫌いなもので笑

    頭クリアな人が認知症患者と同室というのは中々にツラいものがありますね。時間や状況考えずとにかくうるさいというのはストレスです。

    ウチの施設にも勿論認知機能はしっかりされた方も入所されていますが、他の入居者との共同生活でストレスをためられています。

  • 少々お高くても、ひとり部屋が楽でいいですね。
    私も何度も入院はしていますが、同室メンバーでメンタル左右されますから。

    お仕事相手の気持ちを知れたというのは今後の仕事への取り組み方にも関わりますし、入院は良い事ではないですが貴重な体験でしたね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    一人部屋が一番いいですね。お金持ちじゃないと利用できませんが笑
    本当に短期間入院なら一人部屋選んでも良かったのですが、私の場合長かったので……

    仕事の価値観が変わったのは本当に良かったです。自分の行動を振り返るいい機会になりました。


  • 編集済

    病気が自分の想定以上に重症の時は、物事の進み方が早くて、気持ちが追い付かないことがあると思います。医者側も、結構ドキドキして、少しでも早く状態をお付けたい、と思ってのことですが、患者さんやご家族の方に時間を取って、少しでも理解、納得してもらって治療を行ないたいなぁ、と、日ごろの自分を反省しました。

    一般外科や整形外科などは若い(内科医の「若い」は70代前半くらいまで)患者さんが多くて、認知症の方も少ないので、若い方(ここでは20~40代という意味)が入院しても、あまり戸惑う事はないと思いますが、「一般内科病棟」や、「脳神経内科病棟(認知症は精神科か、脳神経内科が専門診療科)」に入院すると、いきなり病棟の平均年齢が85歳、なんてことになるので、認知症のない方は、かなり戸惑うと思います。

    私の勤務している病院もおそらく入院患者さんの平均年齢は80台後半だと思いますが、もし自分が体調を崩したとしても、自院には入院したくないです(笑)。夜の病棟は「カオス」です。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    お医者さん側も考えたり、タイミングや言葉を選んでいるのでしょう。色々と気を使われていることと思います。

    そうですね、私手術の時は外科病棟に入院していたのですが、脳神経内科とは雰囲気が全然違いました。病棟によってこんなにも違うのかと思いましたね。
    やっぱりクリアな人間が認知症の方と同空間で生活するのはキツいものがありますね笑

  • お医者様はこちらがびっくりするようなことをサラッと、ほんとにサラッと言いますよね。それが日常だから仕方ないし、ドラマティックに言われるのも嫌ですけど……心中お察しします(T_T)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    思ったよりも淡々としてますよね!

    多分そういうものなんでしょうけど、割とエグいこともサラッと言われるもので思考が追いつかないことが多いです笑


  • 編集済

    血漿交換も、人工透析の応用みたいなものなので、首(内頚静脈)に「ブラッドアクセス」というものを挿入します。結構な太さなので、挿入時にはそれなりの量の出血があるので、挿入する、と決定するには少し覚悟がいりますし、手技を行なうときはちょっと怖いです(血液が「ドワッ」と出てくるのでビビります)。

    1分あたり約200mlの血液を抜いて(脱血と言います)透析器に流し、血漿交換の済んだ血液を身体に戻します(送血と言います)。それだけの血液を流す必要があるので、どうしても太くなければなりません。

    動ける人は、身体の動きを妨げないように首(内頚静脈)から挿入しますが、動けない人では、足の付け根の静脈(大腿静脈)から挿入することもあります。挿入する側からすると、周りに命にかかわる構造物のない大腿静脈から挿入する方が気が楽ですが、大腿静脈にブラッドアクセスを挿入すると、そちらの足は全く動かせないので、動ける人には行ないません。

    自分自身は「挿入する」ばかりで、「挿入される側」にはなったことがない(ありがたいことです)のですが、首の血管に何らかの人工物が挿入される、というのは、挿入時も怖いでしょうし、挿入されている状態も「不快だろうなぁ」と思います。

    入院生活、大変だったことと存じます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    わー、血漿交換ってそんな感じなのですね。普通に首元に太い針ぶっ刺すとかエグいですよね。それに、自分の血液を抜かれて戻されるっていうのも精神的にキツイものがありますね。

    ただ、ネタバレになるのですが私ビビり散らかして血漿交換しなかったのですよ笑
    詳細は次回に続きます!

  • 重症患者さんに点滴をすることを「ルートを取る」と言いますが、これはある意味命綱で、突然「命にかかわる何か」が起きたときに、すぐにそのルートから救命処置のための薬を注射できるようにしているわけです。

    「救急車への医師の同乗」は、救急車内で「救急救命士」にはできない救命処置を行なうために行います。そうそうないことなので、担当医はちょっと「ハイ」になっていたのだと思います。

    おそらく転院先は「大学病院」クラスの巨大病院だと思うのですが、一つは巨大組織になると連携が悪くなることと、各部門の専門性が高くなるので、その部門ではあまり見ることのない状態の患者さんを、医師でないスタッフが十分に理解できていないことがあります。

    おそらく救急部に最初に運ばれたのだと思いますが、そういうところで「呼吸の切迫した患者さん」と言えば、「ぐったりしてあえぐような呼吸」をしていることがほとんどなので、見た目にケロッとしていて、COVID-19で有名になったパルスオキシメーターでも良好な数字を出しているが、呼吸筋麻痺が進んでいて、身体にどんどんCO2が蓄積していってる患者さんを診ることがなく、救急部の看護師さんは戸惑ったのだと思います。そういう点で、一応全科の勉強を行ない、国家試験でも「全診療科目」を問われる「医師」に一日の長があるのかもしれません。

    救急車に同乗してきた医師は、引継ぎを終えると自院に帰ります。電車やバスで帰ると「コスプレ」と間違われて恥ずかしい(笑)ので、大体はタクシーで帰ります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    救命処置のために同乗していたのですね……なんかいるなあ程度にしか思ってなかったのですが笑
    転院先は大学病院ではないのですが、おっしゃる通り中々に大きな病院でした。
    本当にケロッとしながら携帯いじったりしてたので看護師さんには割と不思議そうに対応された記憶があります。

    ちなみに、担当医は乗ってきた救急車で帰ったようです。車内で、「帰り乗っていきます?」「お願いしちゃおうかな」みたいなやりとりをしていたので。

  • 初救急車、私は意識ナシだったので意識あって色々見れたのは良い経験だったのではないでしょうか。
    点滴は普段され慣れてないと、わあと思うんですね。
    慣れますが慣れたくないですよね。
    主治医の先生は引継ぎに行かれてたのではないでしょうか?
    無事転院出来て良かったです。
    続きも無理の無い範囲で更新してください。楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    意識なし救急車……ガチ救急搬送ですね。生きててよかったです。

    点滴され続けると割と慣れるんですが、やっぱり久々にやったりすると苦痛ですね。ルート留置されるだけで、凄い嫌です。
    他の方のコメントで教わりましたが、主治医は救急車内で救命士の方が出来ない処置の為と、やっぱり引き継ぎで同乗したようでした。

    お優しいお言葉ありがとうございます。引き続き更新していきます

  • 片道1時間以上、大変ですよね。
    待ち時間は予約しても1時間近くあったりして、それで診察5分……。
    分かりすぎて頷きました。
    続きの執筆、頑張ってください。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    めちゃくちゃ時間かけて行って、普通に待たされて、やっと呼ばれて診察五分だと萎えますよね。
    最近はちょっとしたドライブだと捉えるようにしてます笑

    お互い頑張りましょう!


  • 編集済

    緊急入院 二月下旬への応援コメント

    危ないところでしたね。読んでいてドキドキしました。おそらく「精神的にダウンしたから身体がつらくなった」のではなく(もちろんそれも影響していると思いますが)、「病勢が急に進行(よくあることです)して、本当に身体が動かなくなってきていた」のだと思います。

    「筋肉が動きにくくなる」系の疾患で一番怖いのは、呼吸に関連する筋肉の機能が低下し、呼吸に問題が生じたときです。健康な人でも、10分呼吸が止まれば死んでしまうので、呼吸のトラブルは死と隣り合わせ、だと常に認識しています。

    拙著「保谷君、町のお医者さんとしてがんばる」の35話に書きましたが、「2日前から急に全身に力が入らなくなった」ということで来院された40代の男性。診察すると明らかに、「それまで普通の生活をしていた人」とは思えないほどの筋力低下がありました。もちろん力そのものの評価だけではなく、筋力が低下した時に見られる様々な体の動き方の特徴も確認し、「詐病(仮病)」ではなく、「本当に」著明な筋力低下があると判断しました。

    数日の経過で、ここまで筋力が低下する疾患、と考えると「ギラン・バレー症候群」が最も可能性が高い、と考えました。

    「ギラン・バレー症候群」そのものの診断は、町の診療所でつけることができるものではないので、一番怖い「呼吸機能の低下」が起きているかどうかを次に評価しました。

    COVID-19の流行で一躍有名になった「パルスオキシメーター」ですが、これは動脈血の酸素飽和度(ヘモグロビンの中で、酸素がくっついたヘモグロビンの割合)を測定する機械です。しかし、酸素飽和度が低下している呼吸筋麻痺なら、速やかに人工呼吸器をつけなければいけません。パルスオキシメーターでは、軽度~中等度の呼吸筋麻痺は評価できないのです。

    血液中の二酸化炭素濃度と、血液の酸性度は呼吸の状態を含めた全身状態を反映します。「血液ガス分析」と言いますが、診療所にはポンコツでしたが「血液ガス分析機」がたまたまあったので(そんなものは持っていない開業医がほとんどです)、静脈血で評価しました。

    呼吸が不十分になると、血液中の二酸化炭素が溜まり、身体は若干酸性に傾きます。患者さんの血液ガス分析結果は、まさしくそのようになっており、呼吸筋麻痺が存在することが分かりました。

    漫画「ドラえもん」では、ドラえもんがパニックになると「〇△◇×~」と言いながら、めくらめっぽう四次元ポケットから道具を放り投げていきますが、その時の私の気持ちも「〇△◇×~!!」という状態でした。

    大急ぎで大学病院の神経内科に連絡、状態を伝えると、15分ほどで折り返しの電話があり、「すぐ救急車で来てください」とのこと。待っている15分の間に患者さん、ご両親に病気のこと、今置かれている状況についてしっかり説明し、ご理解いただいていました。

    大慌てで、市の救急車で大学病院に運ばれ、しっかり治療を受けられ、患者さんは後日元気に受診されましたが、「筋力が低下する疾患」での呼吸筋麻痺、本当に冷や汗をかいたことを思い出しました。

    長くなり、失礼しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    おっしゃる通りで、あの時は病状がどんどん進行していたのだと思います。色々と調べていたので呼吸麻痺の可能性、怖さも頭の中にはありました。
    病院行かなきゃ!という思考は常にあったのですが、色々なことを受け止めたくなくて様子見しちゃったんですよ。ダメな例です。

    ネタバレですが、この後症状の進行の早さを懸念され救急車乗せられ入院となります。その判断をしてくれて、本当に良かったです。


  • 配慮のある職場でよかったと同時に、引き留めてもらえるフクロウさんにも、人徳があったのだと思います。本当にありがたいことですね。

    私自身は、入院したことはありませんが、一度バーンアウトして4か月ほど休職したことがあります。今も通院は続けていて、薬が手放せません。

    私自身は仏教徒で、お釈迦様の説かれた「生老病死」の四苦を常に意識しています。医師という仕事はそのいずれにも関わる仕事だからです。

    「病を得る」ことは、人間として避けられないことであり、それは大きな苦しみであることは確かだと思いますが、また「病を得る苦しみ」を体験することで、学ぶこともたくさんある、と思っています。そんなことを考えつつ、日々仕事をしている毎日です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます(^^)
    なんかんや10年以上勤めている職場なので、多少なりとも人徳が積まれていたのでしょうか。とにかく周りの人達に感謝するばかりです。

    病気や状態は違えど、皆さん何かを抱えながら生きているのですよね。
    川線さんが患者さんに寄り添える医師であるのは、バーンアウト含め、色々な経験や勉強をされてきたからなのでしょう。
    「病を得る苦しみ」から学ぶというのはとても共感です。病気前と病気後とでは大きく価値観も変わった自分がいます。多少なりとも、優しい人になれればと思っています。


  • 編集済

    初回から一気に読ませていただきました。症状出現から診断確定まで2か月ほど、さぞ不安だったことと存じます。

    当方、内科医の末席を汚す者ですが、拝読させてもらい、出てくるDr.たちに非常にモヤモヤしたものを感じました。というのも、患者さんの訴えに「真剣に」向き合っていないのが分かるからです。

    最初に出現した「複視」、これだけでは想定される疾患は多岐にわたりますが、MRIの検査を受けて「異常なし」の結果を見て、なんとなく「はい、おしまい」という感じを受けました。「検査で『異常なし』なら、なんで『複視』が続くのだろう?」と思わないのだろうか、ととても疑問に思いました。

    個人的に「どうしてこの訴えでMGを疑わない?」と思ったのが、「食事を取ると、数口で口やのどが疲れたようで食べられなくなり、少し休憩するとまた食べられるようになる」という症状でした。同じ動作を繰り返していくうちに筋力が低下する、というのがMGの特徴であること、また「嚥下障害」は「精神疾患」では起きない(のどの違和感、詰まった感じは「精神疾患」でよくあるにもかかわらず)、ということを考えると、その症状が出現した時点で、MGを鑑別疾患(想定される疾患リスト)に挙げるべきだと思いました。

    私自身は、後期研修医時代、夕方になると身体がすごく重くなる、という訴えの方を診察し、胸腺腫と抗アセチルコリン受容体抗体陽性を確認、MGとして大学病院に患者さんを紹介したことがありました。

    ご存じかもしれませんが、"Myasthenia gravis"という病名、「重症筋無力症」と訳されていますが、実は訳が間違っています。後ろの"gravis"は「重力」という意味で、病名の意味は、「重力に負けるほどの筋無力症」ということで、「重力」を「重症」と誤訳したものです。胸腺腫の手術もされたとのこと、快癒されることをお祈り申し上げます。

    作者からの返信

    わー、お医者なのですね!お読み頂きありがとうございます!
    また、ご丁寧に色々とコメントしてくださり嬉しい限りです。

    仰る通りで、この病気がなんなのかわからないまま症状だけが進行している期間は不安で押し潰されそうでした。
    その上、医者が自分の訴えに対しても真剣に向き合ってくれていないのも薄々感じていました。

    自分は医者ではないので知識も経験もないのですが、その分本当に色々とネットで調べました。
    所詮はネット知識なのですが、書いて下さっている「食事を取ると、数口で口やのどが疲れたようで食べられなくなり、少し休憩するとまた食べられるようになる」ことと、下垂、複視が起きているという部分で当てはまる部分が多いのに、なぜMGを疑ってくれないのだろうというモヤモヤはずっとありました。
    結局自分から言ったら否定され不機嫌になられるというオチでしたし。

    後から知ったのですが、この病院色んな理由で地元ではとにかく評判が悪い病院でした。二度と行かぬ!
    今は別の病院にて信頼できるお医者様と繋がれてます。

    手術も終え、あとは病気とうまく付き合いながら生きていくだけです。優しいお言葉ありがとうございました。

  • 手術頑張ってきてください~(`・ω・´)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    今からもう内心ビビり散らかしているんですけど、張り切って行ってきます!!

  • 看護師さんファインプレーすぎでは…!?!?凄い。

    作者からの返信

    この後病院でも色々あるんですが、この看護師さんの発言がなかったらすんなり自分の病気までたどり着けなかったかもしれません。本当にファインプレーでした。

    ネット検索はデメリットが多いですが、メリットもあるんだなと。

  • 知り合いの脳外科の先生が言ってたけど、眼の奥に異常があると、その時点で眼の病気なのか、脳の病気なのか分かるんだとか。

    作者からの返信

    なんとっ!? 
    そんな裏技があるのですね!医学って色々進歩しているんですね。

    私の場合、結局目の病気でもなく脳の病気でもなかったので結局はわからなかったでしょうが笑

  • 読んでいるだけで怖い…フクロウさんは実際もっと怖かったですよね( ;∀;)お疲れ様です…。
    職場に看護師さんが居てくれて良かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    基本的自分、めちゃくちゃビビりなんでこのあたり本当怖かったですね。
    しかし、本当の恐怖はここから…笑

    職場の方々には現在進行系で本当に助けられています。いい仲間に恵まれて本当に幸運でした(^^)


  •  自分も経験があるけど、眼の病気は自覚症状が出た時にはかなり進行してるんだよね。
     回復を祈ります。

    作者からの返信

    わー、コメントありがとうございます!目の病気怖いっすよね……。見えなくなる事の恐怖ヤバいです

    ただ、初期症状的に目の異常から始まってますが、これ別に目の病気ではないのですよ。
    実はもっと厄介な感じで笑

    病気のこともダラダラ書いていくので、お暇でしたらお付き合い下さいませー