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血漿交換も、人工透析の応用みたいなものなので、首(内頚静脈)に「ブラッドアクセス」というものを挿入します。結構な太さなので、挿入時にはそれなりの量の出血があるので、挿入する、と決定するには少し覚悟がいりますし、手技を行なうときはちょっと怖いです(血液が「ドワッ」と出てくるのでビビります)。
1分あたり約200mlの血液を抜いて(脱血と言います)透析器に流し、血漿交換の済んだ血液を身体に戻します(送血と言います)。それだけの血液を流す必要があるので、どうしても太くなければなりません。
動ける人は、身体の動きを妨げないように首(内頚静脈)から挿入しますが、動けない人では、足の付け根の静脈(大腿静脈)から挿入することもあります。挿入する側からすると、周りに命にかかわる構造物のない大腿静脈から挿入する方が気が楽ですが、大腿静脈にブラッドアクセスを挿入すると、そちらの足は全く動かせないので、動ける人には行ないません。
自分自身は「挿入する」ばかりで、「挿入される側」にはなったことがない(ありがたいことです)のですが、首の血管に何らかの人工物が挿入される、というのは、挿入時も怖いでしょうし、挿入されている状態も「不快だろうなぁ」と思います。
入院生活、大変だったことと存じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わー、血漿交換ってそんな感じなのですね。普通に首元に太い針ぶっ刺すとかエグいですよね。それに、自分の血液を抜かれて戻されるっていうのも精神的にキツイものがありますね。
ただ、ネタバレになるのですが私ビビり散らかして血漿交換しなかったのですよ笑
詳細は次回に続きます!
お医者様はこちらがびっくりするようなことをサラッと、ほんとにサラッと言いますよね。それが日常だから仕方ないし、ドラマティックに言われるのも嫌ですけど……心中お察しします(T_T)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
思ったよりも淡々としてますよね!
多分そういうものなんでしょうけど、割とエグいこともサラッと言われるもので思考が追いつかないことが多いです笑