編集済
内科は、最近でこそ、カテーテル治療や内視鏡治療など、「侵襲的治療(患者さんの体に傷をつける治療)」を行なうようになりましたが、もともとは「病気の原因を考え、薬で治療を行なう」、いわば、頭と口(患者さんへの説明)で仕事をする診療科なので、どちらかと言えば、「理屈っぽい」人が多いです。
かつては、自分の専攻を決めるときに、「部活の先輩」などからの誘いで入局先を決めることが多かったそうです。外科の仕事は「手術」も「チームワーク」であること、長丁場となることが多いことなどから、「体育会系」の人が多い傾向にあります。
とはいえ、内科系も、やはり「年功序列」的なことは多く(一般企業と変わらないと思う)、医者の世界そのものが、どこか「体育会系」です。外科系がより、その色が強いと思います。
胸腺腫の手術だけでなく、心臓の外科手術も基本的には胸骨正中切開でアプローチするので、おそらく「ほとんどの場合」胸骨正中切開でのアプローチだと思います。胸腔鏡などを使う場合は別のアプローチをするのかもしれませんが、内科の私ではちょっとわかりません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お医者様の中でもやっぱり年功序列は多いのですね。病院内のことはよく知りませんが、看護師さん達は外科の先生は毎日のように手術していて体力お化けですよと話していました。そういう部分でも体育会系だなあという感想を持った覚えがあります。
今回は別のアプローチもこの後提案されるので、私の場合はという言葉を使われました。そのへんは後々……
ここまで一気に読ませていただきました。不謹慎ながら、とても「楽しく」読んでしまいました。
大変な苦しみや不安を経験されたのだと思いますが、フクロウさんのフィルターがかかることで、読者もその経験に接することができる。
「番外編 重症筋無力症について紹介するよ!」で書かれていたことですが、「冒頭で述べた通りどんな人間であろうと人生は有限なのです。そんな大事な大事な時間を重症筋無力症とかようわからん病気程度で無駄にしちゃいけないのです」という言葉を実践しようとしておられるのだな、と感じました。
人それぞれ病気になることは避けられないかもしれないけど、病気に向き合う態度はいろいろありうるんだ、そんなメッセージに勇気づけられた気がいたします。
どうぞこれからもお大事に。
作者からの返信
一気読みに、応援、感想までありがとうございます!感謝の極み!
冒頭の「はじめに」ですが、これを書いたのは病気を申告された当日の夜でした。この時はまだ頭がぐちゃぐちゃで、もう死ぬかもしれないからとにかく何かを残さなきゃと必死だったのを覚えています。逆にいえば、病気にならなければあんな風に必死に執筆することはなかったのかもしれません。
病気になったり、死が近づくと人の時の流れは特別になります。というより、特別なのだと気付かされます。その時間を悲観的に捉えるか、有益だと捉えるかって結構重要ですよね。maruさんのおっしゃる通り、私は後者でいたいなと思いました。
結局何が言いたいのか全くわからなくなってしまったのですが、要するに丁寧にお読み頂き本当にありがとうございました、ということです。