応援コメント

仕事復帰② 二月中旬〜下旬 受診•診断」への応援コメント


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    初回から一気に読ませていただきました。症状出現から診断確定まで2か月ほど、さぞ不安だったことと存じます。

    当方、内科医の末席を汚す者ですが、拝読させてもらい、出てくるDr.たちに非常にモヤモヤしたものを感じました。というのも、患者さんの訴えに「真剣に」向き合っていないのが分かるからです。

    最初に出現した「複視」、これだけでは想定される疾患は多岐にわたりますが、MRIの検査を受けて「異常なし」の結果を見て、なんとなく「はい、おしまい」という感じを受けました。「検査で『異常なし』なら、なんで『複視』が続くのだろう?」と思わないのだろうか、ととても疑問に思いました。

    個人的に「どうしてこの訴えでMGを疑わない?」と思ったのが、「食事を取ると、数口で口やのどが疲れたようで食べられなくなり、少し休憩するとまた食べられるようになる」という症状でした。同じ動作を繰り返していくうちに筋力が低下する、というのがMGの特徴であること、また「嚥下障害」は「精神疾患」では起きない(のどの違和感、詰まった感じは「精神疾患」でよくあるにもかかわらず)、ということを考えると、その症状が出現した時点で、MGを鑑別疾患(想定される疾患リスト)に挙げるべきだと思いました。

    私自身は、後期研修医時代、夕方になると身体がすごく重くなる、という訴えの方を診察し、胸腺腫と抗アセチルコリン受容体抗体陽性を確認、MGとして大学病院に患者さんを紹介したことがありました。

    ご存じかもしれませんが、"Myasthenia gravis"という病名、「重症筋無力症」と訳されていますが、実は訳が間違っています。後ろの"gravis"は「重力」という意味で、病名の意味は、「重力に負けるほどの筋無力症」ということで、「重力」を「重症」と誤訳したものです。胸腺腫の手術もされたとのこと、快癒されることをお祈り申し上げます。

    作者からの返信

    わー、お医者なのですね!お読み頂きありがとうございます!
    また、ご丁寧に色々とコメントしてくださり嬉しい限りです。

    仰る通りで、この病気がなんなのかわからないまま症状だけが進行している期間は不安で押し潰されそうでした。
    その上、医者が自分の訴えに対しても真剣に向き合ってくれていないのも薄々感じていました。

    自分は医者ではないので知識も経験もないのですが、その分本当に色々とネットで調べました。
    所詮はネット知識なのですが、書いて下さっている「食事を取ると、数口で口やのどが疲れたようで食べられなくなり、少し休憩するとまた食べられるようになる」ことと、下垂、複視が起きているという部分で当てはまる部分が多いのに、なぜMGを疑ってくれないのだろうというモヤモヤはずっとありました。
    結局自分から言ったら否定され不機嫌になられるというオチでしたし。

    後から知ったのですが、この病院色んな理由で地元ではとにかく評判が悪い病院でした。二度と行かぬ!
    今は別の病院にて信頼できるお医者様と繋がれてます。

    手術も終え、あとは病気とうまく付き合いながら生きていくだけです。優しいお言葉ありがとうございました。