僕を暗殺する予定の令嬢が婚約者なんて聞いてない サンボン@ドラノベコン特別賞受賞!
【書籍化が決定しました!】
西方諸国の北部にある列強国、バルディック帝国の第四皇子である十四歳のルドルフは、何者かによって盛られた毒から回復して目を覚ました瞬間、前世の記憶を呼び覚ます。
だけど……まさかただの村人だった自分が、三百年前に名を轟かせた暴君に転生するなんて。
しかもこのルドルフ、史実では十八歳の時に、恋仲だった後の英雄で公爵のヴィルヘルムから奪って強引に妃にし た、『氷の令嬢』と呼ばれる侯爵令嬢のリズベットに暗殺される運命なのだ。
死にたくないルドルフは、『氷の令嬢』と関わらないようにしようと考え、父親である皇帝に婚約者を用意してもらおうと画策した。
なのに。
――まさか、婚約相手がその『氷の令嬢』になるなんて。
自分から婚約を申し出た手前、今さら断ることもできず、せめて暗殺されないように仲良くなろうと考えたルドルフだったが、この時は知る由もなかった。
『氷の令嬢』から、予想をはるかに超えて溺愛されることになることを。…続きを読む
目次
連載中 全121話
更新
- 村人の僕が、歴史上の暴君に転生するなんて
- まずは、不正を暴くことから始めよう
- 不正をするにしても、詰めが甘いね
- スパイをもってスパイを制してみる
- 僕だって婚約したいんです
- 婚約者(予定)と初お目見え
- いくらなんでも、これは酷すぎる
- どうしてこうなった
- とある侯爵令嬢の想い ※リズベット=ファールクランツ視点
- 愚かな兄を持つ僕は不幸だ
- どうして彼女がここにいるんだろう?
- 通い妻、リズベット
- 誕生日パーティーに誘われました
- 歴史上の英雄の登場です
- あれ? 史実と違うんだけど
- 愚かな侯爵令嬢の過去
- 君が僕を見てくれたから
- 僕を殺す女性は、僕の運命の女性
- 英雄の偽り
- パーティーのはじまり、僕の決意
- 二人でダンスを
- 覚悟と想い
- 愛しい御方と添い寝を ※リズベット=ファールクランツ視点
- 再び現れた英雄
- 英雄の提案
- また明日
- 僕は、こんなにも幸せです
- 僕を見てくれるから
- 可愛い娘、才ある息子 ※ドグラス=ファールクランツ視点
- 一緒に暮らすなんて聞いてない
- ニンジンは嫌いです
- まさか、弟の婚約者に一目惚れするなんて
- 穴があったら入りたい
- 手を結ぶ相手
- 大きな手
- 僕の婚約者に手紙を送るのはやめてください
- 第三皇子の夜這い
- 閉じ込められた間抜けなネズミの、母親のご登場です
- 三つのお願い
- ようやくロビンがいなくなりました
- 僕の価値
- 大事なことを忘れていました
- 手合わせの約束
- 戦い、決着
- 君が、好きです
- 英雄が僕の婚約者につきまとうんです
- いざ、パーティー会場へ
- 哀れで、愚かな女
- 第一皇子、フレドリク
- アリシア皇妃から言質をいただきました
- アリシア皇妃の闇
- ロビンもいい加減弁えてください
- ロビンの寝返り
- 第二皇子、オスカル
- 相思相愛なら、愛称で呼び合うのが普通だよね
- 奇跡に感謝を
- この世界に、二人もいらない① ※ヴィルヘルム=フォン=スヴァリエ視点
- この世界に、二人もいらない② ※ヴィルヘルム=フォン=スヴァリエ視点
- 僕達、入学します
- 第二皇子との接触
- 入学式とクラス分け
- 同級生の雑魚ムーブ
- 第三皇子の婚約者
- あざといシーラ、嫉妬するリズベット
- この夕食会、大丈夫かな……
- シーラの本性
- 私以上の屈辱を味わわせたい
- ロビンを排除するなら、ちょうどいいよね
- オスカルの勧誘
- 無粋な連中
- オマエ達じゃ、相手にならないよ
- 逆手に取ることにしよう
- ストーカー、ヴィルヘルム
- 実力試験、開始
- 気づいてほしい ※リズベット=ファールクランツ視点
- ルドルフ対ヴィルヘルム
- 新たな宝物
- 百合展開はお断りします
- 母親のほうも、一筋縄ではいかなそう
- アリシア皇妃、ロビンとの協議
- 愚かな第三皇子、悲しみの処罰
- もっと思いきりやっておけばよかった
- 騙された侯爵令嬢の忠告
- ヴィルヘルムの真意を探ろう
- 報連相は大事だよね
- オスカルのお誘い
- オスカルの思惑、相容れない二人
- リズの驚くべき提案
- ルドルフ派閥
- フレドリクからのお誘い!?
- フレドリクの覚悟、僕の覚悟
- リズが平謝りなんですが……
- クリステル、正式加入(ついでにシーラも)
- マーヤの落胆
- 不器用な君の優しさ
- 妹との別れ ※マーヤ=ブラント視点
- ヴィルヘルムに絶望を与えたい
- 関係各所への根回し
- 意外な事実
- 禁断の果実
- ファールクランツ侯爵、動く
- 皇帝命令、怯えるベアトリス
- 跡を継ぐ者
- 本当の想いと覚悟
- 目指すはスヴァリエ領
- この国を統べるに相応しいのは ※ヴィルヘルム=フォン=スヴァリエ視点
- 要塞都市ヴァンダ攻略
- 返り血の中で
- 対峙
- ヴィルヘルムの理由
- 思わぬ勧誘
- 郭公
- 同じ二人、違う二人
- ルドルフ=ファールクランツ
- 決着
- 夢の終わり
- 暴君に転生して、本当によかった
- 皇帝の本性
- 首の皮一枚
- 母との決別
- はじまりの物語
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★★★ Excellent!!!
ほどよい読み物だなー。 @kokuhiro
このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(46文字)