怖い、でも止められない

1つ1つの事象はバラバラで、それら単体でも充実に怖いのですが、読み進めていくごとにそれぞれが繋がっていき、より大きな恐怖の輪郭を形づくります。

怖いのに、その輪郭をもっと知りたくて先を読むのを止められませんでした。
仕事の合間に読むつもりが、読む合間に仕事をしているくらいに。

私はこの作品をフィクションだと思っているのですが、しかしリアリティ溢れる書き口から絶対にフィクションだとも確信できず、その辺りも不気味です。

気になるので完結まで追いたいですが、最後まで読んだ人にまで恐怖が追ってくるんじゃないかと不安もあったりします……。

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