朝起きたら目の前に謎のカツ丼があったり
夜更かしして零時過ぎたらいきなり溶岩が流れ込んで来たり
お気に入りのラノベ読んでて夜更かししたら壁の中に埋まってたり
そんな自動生成ダンジョンにて基本パジャマで暮らす主人公と、そこに迷い込んだ若葉マークの少女剣士(ちょっと脳内ピンク)の二人が織りなすスチャラカダンジョンコメディ。
さぁ、日付変更線を跨いだら、そこは高難易度ステージなのか、それとも1面にZAPするのか(古!
.たまに出て来る食べ物は満願全席か、それともマンガ肉なのか、毒なのか薬なのか。
謎過ぎる設定で始まる物語、果たして辿り着くのはハッピーかバッドか、それともカオス無限ループなのか、注目です!
なんの因果か、実家がランダム生成ダンジョンに変貌してしまった、主人公ハーク=A=スラスト。すでに10年過ごした彼は、尋常ではない戦闘能力を有するに至っていたのでした。
そんなランダム生成ダンジョン(主人公の実家)に迷い込んだ、新米冒険者ラム=ソルディアのピンチを救うところから物語は始まるのですが……彼、パジャマで登場します。
ええ、実家ですもの。夜遅い時間でしたもの。くつろぎスタイルです。
そんな微妙にシュールな状況にもめげず、ラムはハークに弟子入りを志願するわけですが……。10年実家を出てないためかちょっとトボけた感じになっている主人公ハークと、ダンジョンと主人公の能力に驚きとツッコミを提供してくれるラムのやりとりが面白く、スイスイ読めてしまいます。
あらすじ記載の、本編にはまだ登場していないキャラクターたちも、非常に個性的なようで、どんな活躍をしてくれるのか非常に楽しみです。
そして、ランダム生成ダンジョンの仕組みも、かつてローグライクゲームを楽しんだ方々にはお馴染みでしょう。
私はトルネコやシレンで慣れ親しみましたが、あんなダンジョンが実家だったら、どんな生活を送ることになるのか? そんなワクワクもあり、続きが気になる一作です。
気になりましたなら、ぜひぜひ一読くださいな。
まだ始まって間もないので、すぐ追いつけますので!