進む地下鉄と物語の進行がリンクする

もしかしたら、東山線藤が丘方面行きは、万博などでかつて乗ったことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

高校生の甘酸っぱくて、まだ名前が付けられないくらい淡い恋のお話です。
涙の跡が残っているんじゃないか。そんなところから始まって、2人のスマホでのやり取りが続いていくのですが。

地下鉄の暗さ。停車していく駅。東山線藤が丘方面行きの特徴である、途中から高架へ上がった瞬間の景色。

それらが物語の進行とリンクして、彩っていきます。
まさに、ご当地ならではの物語です。

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