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うさぎのぬいぐるみ、小人、妖精、森、小さな扉、月。全て揃えば、楽しい、楽しいおとぎ話の始まり。楽しいだけじゃない。このお話は優しい。ちょっと「他の子と違う子」がいたら、どうすればいい?そして、その子が困っていたらどうすればいい?その答えがある。「多様性」が必要な現代で一番大切な物語かもしれない。童話には最後「教訓」がつく。この物語の最後にはないけれど。でも人生で一番大切なことは何か。読めばわかるのでわざわざ最後につける必要なんてないのだ。そこが大好きだ。
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かわいくてかわいくてかわいいおはなし。おとぎ話の中に、自分と違った誰かを思うこと、そして共に過ごすことの、素晴らしさと楽しさが詰まっています。どうか絵本になって、たくさんの小さい人たちに届くと良いのにと、願わずにはいられません。
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