どこにでも起こり得る厄災

信頼を獲得した後に、じわじわと崩壊に導く陰湿な手法。

常々思っているのですが、権力を持つ人間に信用されて侍る人は、その権力者が弱った頃を見計らえば、いかようにもできる立場ですよね。
ただ一人のお気に入りを作らず、複数の近習を作って、常に互いに見張らせるとか、そういう手段が必要になりませんか。(なんつって)

牛は始めから破滅させようとして従順に振舞っていたのか、そばにいるうちにそういう気持ちになったのか、わからないのがまた恐い。

人を見る目を養うとか、信頼するって難しいことだなぁ。
シェイクスピアの『リア王』をちょっと思い出しました。