カクヨムコンのステージで「焼けた空から降り来たる」を再び読んだとき、一年ぶりにこの作品と再会できた喜びが胸にこみ上げました。
この作品は、読むたびに新たな発見があり、その深遠な世界観に引き込まれます。物語が進むにつれて、京都の鴨川沿いを散歩しているような心地よさと、幽界の平安京と現代の熊野古道が交錯する不思議さが混ざり合い、知らぬ間に別世界へと導かれていきます。 エンディングでは、主人公が心から愛する幼なじみの少女が黄泉の国から現れ、その不思議で魅力的なストーリーに心を奪われます。
この作品はホラーというジャンルに分類されていますが、その中にはファンタジーの要素も含まれています。こんなに素晴らしい作品に出会えたことは、本当に幸せです!