創作者が大切なことを思い出すのに必要な一万時間

グラフィックデザイナーとして社畜生活を送る主人公・凪。そんな彼女の前に天使が現れ、一万時間をプレゼントされることになったのはいいけれど……
翌日から始まったのは、一万時間分ループし続ける「金曜日」!!
どうせリセットされるからと、凪は仕事を休んで散財したり怠惰な生活を謳歌し始めるのですが……

好きで始めた創作活動なのに、楽しくない、辛いと感じてしまうこと、あると思います。
かつて自由な発想で絵を描くことが好きだった凪。
義務で押し付けられるデザインの仕事から解放された今、「自由」な時間の中で、何を見出すのでしょうか。

最終話に出てくる逸話に、胸を打たれました。
創作する人にとって、特に刺さる話だと思います。
静かに胸が熱くなり、清々しい読後感でした!

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