こういう作品が読みたかったのです。続きが気になる、連作短編。

南極が舞台、古代人…笑いをくれるようなお話かな、
それとも専門用語がたくさん散りばめられた難しい雰囲気と、考古学的な要素のお話かな、と、
独特な設定とタイトルに惹かれて読ませていただきました。

専門用語はもちろん登場しますし、
馴染みのない世界ではありますけれど、
私の予測は、うれしい方へ、大外れ。
「ほのぼの」「友情」「お仕事」タグがぴったりな、
味わい深い作品でした。

短すぎず、長すぎず。
けれど、もっとこのふたりのこのあとを見てみたい、
こんなお話を書く方は、他にどんな物語を紡がれているのだろう。

読んでいる間の、作品から感じるもの、
読み終わってから、思うこと。

とてもすてきな、連作でした。
読みやすく表現して、公開してくださって、ありがとうございますと、
書き手さんに伝えたいです。

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