ご町内のご家族は100戸、チケット50枚、さあ、どうする!

ホークスがフランチャイズにしているあの街で。
(南海ホークスじゃないですよ! したがって大阪球場ではない)

その街で、100戸のご家族がいる3丁目に、50枚の観戦チケットが配布された。
主人公はそれを公平に分配しなければいけないのだが、みんな欲しいチケットなので、どうやっても文句が出るのは必定!
しかも、主人公の息子さんも、それが欲しいんだ、しかも4枚も。

困り果てた主人公の前に、ソフトバンクゆかりの「野良ペッパー君」が現れる。
「公平な分配」とは何か?
その難問に、AIは答えを出せるのか?

…という、楽しくて一気に読めてしまう、ご当地もの短編です。

私はご当地はぜんぜん知らないのですが、楽しく読んでしまいました。
町内の人間関係に疲れた方にも、そうでない方にも、おすすめです!