奈良時代を舞台に繰り広げられる、切なくも美しい少女の成長恋愛譚

過酷な幼少期を過ごした主人公の「古志加」は、悲惨な境遇から救ってくれた身分の高い男性「三虎」に恋をします。

しかしながら三虎とは身分違いな上、朴訥とした御仁でなかなか古志加の想いに気がつかない様子。
そして彼には既に心を寄せる遊女がいて……!?

その恋は前途多難。
しかしどんな障害であっても、恋する心を縛ることはできません。
泣き、つまずき、悩みながら、そして優しくて頼もしい仲間たちに支えられて、少しずつ人として、そして1人の女性として花開いていくその姿に、誰もが目を奪われることでしょう。

苦難と悲しみを乗り越えた先に掴む未来。
それが明るいものであると願って、私は今日も恋する乙女「古志加」を全力で応援し!
愛でさせて頂きたいと思います! 
あー! 可愛くて癒されるー!

好きな人に純粋な想いを寄せ続ける古志加が可愛くてたまらない!
恋って……いいよね!

どこまでも読み手を温かで幸せな気持ちにさせてくれる、素敵なラブストーリーを読みたい方に是非! オススメしたい一作です!

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