文芸雑誌に応募した方が相応しかったのでは…!

上品な語り口に叙情的な描写、そして「わたし」の悲しく美しい恋情
この作品に出会えて嬉しいです

ただただ世に出て正当な評価を受けてほしいと願わずにいられない作品ですが
これはライトじゃないだろうという
純文学に近いかなぁ、ライトではない…カクヨムで正当に評価されればいいですが
適切な部門がないですねぇ…ライト文芸が一番近い

でも最後はハッピーエンドだし、受け入れられやすいのではないかと思うのですが

ライト文芸部門の中に芥川賞候補が間違って迷い込んでいるのを見つけてしまった気分です。
文芸雑誌の方の目に留まらないものかしらと願ってしまいます
紙媒体で手元に置いておきたい、素敵なお話でした

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