本当の事を実況してるような‥‥‥‥でも小説で‥‥でも本当のようで‥‥‥小説。今までにない面白い感覚の小説でした。すごい!!!
タイトル通算100期を賭けた羽生善治永世七冠(当時の冠位)。対するは時の寵児とも言われ、いま最も勢いのある藤井聡太五冠(当時の冠位)。羽生さんの羽生マジックとも言われる『手の震え』や藤井さんのルーティーン『初手・お茶』など、将棋通なら誰もが知るこの特徴的な所作に共感でき、楽しんで読むことができると思います。今では懐かしい御二方の軌跡を追体験できる内容。興味のある方はぜひ読んでみてください。
これは新しいシミュレーション小説、パラレルワールド小説なのか。完璧な虚構は、ときに現実をひれ伏させる。羽生対藤井、我々はなかったはずの王将戦の歴史の証人となる。
世代を超えて出会う運命にあった二人の闘いの行方は?将棋ファンのみならず多くの国民が固唾を飲んで見守るなか、藤井五冠と羽生永世七冠の死闘は続く。冷徹な眼で導き出したAIの最終予想は? 「ここではない、どこか」の世界線で繰り広げられた歴史に残る名勝負、そして棋士の矜持、ひとりぼっちの感想戦ーー。まだ硬派を堅持していた頃の青山氏初期の傑作短編。
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