いつか、過去を乗り越えられますように。

悪魔女として有名な「クレア」の生まれ変わりのミーシャと、その「クレア」の弟子だった英雄リアム。

ミーシャに「クレア」の面影があるからでしょうか。リアムがミーシャに向ける言動などは、彼女を通して「クレア」に言っているような気がしました。
それだけ、彼の中で「クレア」の存在は大きいのだと思うと、胸が痛いです。

ミーシャもまた「クレア」としての過去の罪を償いたいと思っています。二人とも過去に囚われているのがよく伝わってきます。

すれ違いながらも近づいていく距離にドキドキしつつ、二人が過去を乗り越えて、リアムとミーシャとして幸せになりますようにと祈りたくなるような、そんな切なさも感じるお話です。

是非、読んでみてください。

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