絢爛豪華な聚楽第、そこに蔓延るものは……

栄華を極めた人の治める地で、周囲に期待されながらも能動的に動きたがらない青年と、突如人質として送られることになった純朴な少女の出会い。
絢爛豪華な屏風絵のように美しい世界で、溢した墨のようにうごめく怪異。
読んでいて鮮やかに世界がイメージできるのは秋保さんのこだわりと筆力のなせるわざでしょう。
このレビューを書いている時点ではまだ完結していませんが、ぜひともあの「桃」のシーンは見ていただきたい!
ときめき間違いなしです。
物語がどう展開していくか、今後も楽しみにしています。

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