都会から突如閉ざされた田舎へ。薄幸な少女の運命は……!

もう、とにかく主人公が不憫すぎて……。
最愛の母を亡くし、おまけに働く場所まで無くし、急遽ほとんど訪れたことのない母の実家へと帰ることになった藍里。
はじめはこれまでの生活とのギャップに驚くも、初恋の君との再会、優しい村の人々との交流、そして彼女や土地を護る神様の加護に恵まれ、少しずつ新しい生活に慣れていく。
しかし彼女の家柄や唯一の同世代の少女には何やら秘密があるようで……

徐々に謎が明かされていく様子は少しハラハラしながら楽しく読めました。
個人的にはもっと藍里と神様の距離が近づくところを見たいので、第二部に期待です!

その他のおすすめレビュー

乙島紅さんの他のおすすめレビュー203