あとがき
最後まで、お読みいただき、どうもありがとうございました。
この作品は、文学フリマ東京に出店した時に隣合わせになったサークルの人との会話から、インスピレーションを受けて書いたものです。そのサークルは、高校生の時にカクヨム甲子園に挑戦していた若者達が、数年たって再結集して、同人誌を作成したという話でした。
この話を聞いた時に、同じ目標を目指していた若者達が、数年後にまた集まってきたという、その存在そのものが青春ドラマだなあ、という感想を持ちました。そして、その感動を作品の形にしたいと思ったのです。
サークルの人達とは、それ以上の会話はしませんでしたので、実際にどんなメンバーが、どんな活動をしているのかは知りません。なので、「高校生の時に、高校生対象の小説コンテストに挑戦していた仲間が、数年後に再結集して、仲間の写真を表紙にした同人誌を作った」ということ以外は、登場する人物も、事件も、人間関係も、全てゼロから書き上げたフィクションです。
青春時代に悔いを残していた主人公が、仲間達との「青春やりなおし」を経て成長していく姿を描きましたが、いかがでしたでしょうか?
感想など、コメントでいただけると飛び上がって喜びます。
代官坂のぞむ
四年目のアンソロジー 代官坂のぞむ @daikanzaka_nozomu
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