暇を持て余した神様、自分で作った世界で遊んでたら神話にされてました。

暇を持て余した神様が、自分で作った世界へ、正体隠して潜りこんで遊び回ってたら、大騒動が起きちゃうというお話しです。

神様が暇を持て余すと、ろくなことをし始めないトラブルメーカーのは、世界中の神話あるあるですが、この物語の神様も同じくなんですね。

彼にはやってみたことがありました。
自分で作ったファンタジー世界の魔王となって、ダンジョンを運営し、そこへ探索にきた冒険者たちの活劇を楽しみたいというものです。

そうして、全能の神である正体を隠して魔王になりすまし、その世界へやってきてダンジョンを作るんですが……。

ところが、その世界には魔王と呼ばれる存在が無数にいてですね。
群雄割拠してるわけです。
ダンジョンが一つや二つ新しくできたところで、誰も気づかないんですね。

それが寂しくなっちゃった神様は、全能神たる能力を使って、とんでもない宣伝をやらかすんですが、このせいで魔王業界(魔王はいっぱいいる)が騒然となってしまうんですね。

なんか、この世界にやべえ能力をもったやつがいるようだ、と。
大騒動へ発展してしまい――。

と、そんな暇でお茶目で寂しがり屋の神様が、やりたい放題やらかすお話しでございます。



こんな方におすすめ

:ファンタジー世界でお茶目な神様の神話が作られる過程を見たい方

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