辛いし苦しいし報われない。それでも夢を追い続けた二人の物語。二人が本当に求めていたものは、辿り着きたかった場所はどこだったのか。せめて、過程には彼らの望んだ何かがあれば良かったと、そう思わずにはいられません。
作品コンセプトは『王道』『ハッピーエンド』『登場人物は全員馬鹿』です。 近況とツイには、作品関連のAI生成イラスト投稿したり。 書き専気味ですがよろしくお願い…
笑いを届けるはずの者たちが苦悩し、挫折していく様をまざまざと見せつけられながら、そこにポツンと立つ二人の男。「きっと明るい未来は待っていない」と予想はしながらも、二人の結末を見届けたくて最後まで一…続きを読む
語り手、矢吹の独白から始まる物語。初めから結末は見えていた。しかし、最後までスクロールする手を止めることが出来ませんでした。走馬灯のように駆け抜けてゆく二人の出会いと別れ。そのスピード感にほ…続きを読む
親に苦労させられた二人はお笑い芸人の養成所で出会った。振り返ると散々な15年間だったかもしれない。才能に淘汰され、チャンスは平等ではなく、現実は残酷で。それでも満身創痍な死の間際に浮かぶのは相方の顔…続きを読む
お仕事ものの物語で漫才を題材にしたものに初めて触れました。明るい世界、笑いの中にある世界、そんなものを想像する裏で、実はこんな湿った世界があり、そこで「生きる」運命共同体があるのだと感じました。…続きを読む
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