自己肯定感の低い僕は魔王にならない

勉強も運動も魔法もダメダメな僕が次期魔王候補！？
ある日、不登校気味だった僕の元に魔界から金髪のメイドさんがやってきた。
そのメイドさんから告げられたのは、人間である僕が次期魔王候補に選ばれたというものだった。
メイドさんは僕を魔王にするために協力してくれる教育係なのだそうだ。
けど、僕はそんなものにはなりたくないし。なれない。叶わない夢なら見るべきじゃない。
そう思ってたのに……。
メイドさんは次々と仲間を集めてきて僕の組織を大きくしようと画策する。
さらに質の悪いことにメイドさんが連れてくる人たちは一癖も二癖もある変人たち。
家出中の御曹司、妹系三十路王女様、勇者パーティーを追放されたおじん……etc.

これはそんな彼らと共に僕が魔王になるまでの物語だ……………
いや、魔王とか絶対にならないからね！！！！！！！！！