Urgi
門前払 勝無
第1話 男なんて!プイッ!
男なんて…。
アイツが置いていったサバゲーグッズを片付けている。2年前に転がり込んでそのまま居着いてこないだ消えたー。
自分勝手に現れて消えてアタチをその気にさせてどっかに行った。
残り少ないガンパワーの134ガスを抜きながら窓の外を眺める。重さ別にしてあるBBボトルには0.2が少なく0.25が八割残っている。
「何がパーフェクトヒットだよ!」
アタチは226の引き金をアイツの大事にしていたラージャンのフィギュアに引いた。
パンッ!!
ラージャンに当たった弾がアタチの額に跳弾が被弾した。
「ヒット!!」
あっ!?癖になってるー。
BB弾の感触で何かにスイッチが入った気がした。
アイツの着ていたLBXの装備をアタチの小さな身体のサイズに直した。フル装備して鏡の前に立つー。
Urgi14.5インチをぶら下げてスリング操作してスイッチングして構えを確認した。
「サバゲーでも行くかな…」
アタチはショートスコープを覗きこみながら呟いた。
アイツの趣味のサバゲー、たまについて行っていた。アタチは熱くなっちゃうから穏やかに遊ぶのを心掛けていたが今は全ての男達をやっつけてやりたいと熱く思っているー。
つづく
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