第4話 天に拳を!
アタチはフリースにマルチカムのコンバットパンツ、ベイツのブーツ、ニューエラキャップのツバを上に反らしている。プレキャリとファーストラインは元彼のLBXとオードナンス、ウォーリアーアサルトの小物を組み合わせている。ガスブロが好きだけど季節的に電動ガンを使うーUrg-iである。シェアファイアのレプリカライト、ノーベルアームズのt1ドットサイト、BCMのレプリカストック、スリングはオードナンス、ハンドガンはジグp226E2を使っていたけど元彼の手を握ってる感じがして嫌だからグロック22を新調した。
空は快晴の秋晴れで心もあっぱれである。そして、アタチはフィールドの看板の前に立つー。
「戦場に戻ってきたよ!」
「先輩こっち向いてぇ!」
サツキが振り向き様に写真を撮ってきた。
顔がブレブレのタクティカルな写真が撮れた。
「先輩!私も格好いい装備したいですよ」
全身レンタルの装備をしたサツキは周りとのギャップで逆に恥ずかしがっている。
「さっちゃんはそれで良いよ!似合ってる!」
「これ似合っちゃうのヤバくないですか?」
「ヤバいね!」
二人でコーラを飲みながらレギュレーション説明までキャッキャした。
サツキは初心者だから長めのレギュレーション説明を受けて簡単な初心者講習に参加しに行った。アタチは赤チームになり指定の自陣へ向かった。essのグラスをかけてマガジンを銃に刺す。ハンドガンにも装填した。
「さぁ!いつでもオッケーよ!」
ぞろぞろと同チームの人達も集まり始めている。
「そうそう!この雰囲気なんだよなぁ」
集まり出した人達を見ていて元彼への憎しみと怒りが込みあげてきた。楽しそうにワイワイしている男連中を目の前にして頭の中が“キィィィィッ!!”となっている。
「やっつけてやる!やっつけてやる!やっつけてやる!やっつけてやる!」
拳を握り締めて天へ上げた。
正にラオウの如し!!
つづく
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