概要
効率化の先にあるモノ、人間の価値、AI社会。
仕事が出来ない男がひょんなことから手に入れた電卓。電卓の力を借りた男は効率よく仕事をこなし、周りからの評価も高まっていくのだが…?
最後はちょっとシリアスですが、基本ギャグというか、主人公がひたすらマヌケを繰り返すだけの寓話です。
最後はちょっとシリアスですが、基本ギャグというか、主人公がひたすらマヌケを繰り返すだけの寓話です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!じわりと迫る効率化の果てに
仕事の効率化機能が備わった電卓が仕事――いえ、世界の回しを効率化するお話です。
主人公はちよっと間抜けや野心家。人よりと意気込んで「喋る電卓」のどんどん効率的していきます。
最初は生活費の予測からですが、目をつけたり体をつけたりでどんどん怪しい流れに……。
ラストはどこか寂しげな、無機質な幕引きです。
ちなみに機械が人の仕事を奪うか、については機関車のお話が知られています。
一見すると馬車の存在を駆逐しそうな機関車の登場。しかし実はそんなことありませんでした。その登場は却って運転手の需要を高めました。
実際のところ機関車は色々とコストがかかりますし、既に完成された馬の生産体制、利用体制を…続きを読む