香り立つような風情ある文章に酔いしれよ

香り立つんです。桜庭ミオさんの書く文章。
嗅覚表現が豊かという意味ではなく、文章自体がお酒や米麹のように香り立つような、そんな風情があるんです。
小説読んでほろ酔いになります。
この読書体験は、あまり他の方の作品で感じない、桜庭ミオさん独自のものだと感じます。
このレビューを読んだご縁、文章の一片一片に価値を感じるような小説を、一度体験してみてはいかがでしょうか。