概要
怒れる人ども、今一度おのれを顧みよ
「テンプレ」にはまった作品に対する人気の過熱と作品数の異様な増加。
それによって作者の間で生まれる理不尽な格差。
こういった小説投稿サイトの現状を嘆き、批判する人が多く見られる。
だが今一度足を止めて考えてほしい。自分の考えや言動がおかしなところにはまり込んでいないかと。
【注意】
※縦書きを想定して書いているため、一部固有名詞を除き全ての数字が漢数字となっております。
それによって作者の間で生まれる理不尽な格差。
こういった小説投稿サイトの現状を嘆き、批判する人が多く見られる。
だが今一度足を止めて考えてほしい。自分の考えや言動がおかしなところにはまり込んでいないかと。
【注意】
※縦書きを想定して書いているため、一部固有名詞を除き全ての数字が漢数字となっております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!偏屈のススメ
忘れないうちに最初に伝えておきたい。
苫澤さんには、流行歌についてのエッセイを書くことを勧めたい。
個人的な振り返りからも歴史的見地からも、苫澤さんは楽しくお書きになれるはずだ。
Wikipediaとは異なる切り口で書けるのがアマチュアの良いところだ。
流行歌についてのエッセイはまだ誰も手を付けていない。
備忘録でもよいので、是非にと勧めたい。
もともと物書きは偏屈なものだと想う。
偏屈についてのニュアンスは各文章の中で変わるものだが、苫澤さんの「偏屈に与ふる書」の中では偏屈ではなく頑固として語られている。
物書きは頑固にして偏屈だ。
web小説は趣味の世界である。共…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一歩引いたところからの意見。
創作論・エッセイに存在する、テンプレを批判して、その意見をまた批判して……という構造自体が一種のテンプレになって、どのくらいが経っただろうか。
この方の意見を端的に表すなら「中庸」だと思っている。
競争の加熱による不自然さには懸念を抱きつつも、そんな現状の一切を否定しようとする過激な論調にも牽制をかける。
過去の経験談も引き合いにだしつつ、バランスが取れた主張を展開している点が良い点だった。
近年ではAIの台頭も目覚ましい。彼らは膨大な経験則から為る「究極的なテンプレの使い手」であり、小説界隈(特に競争目的で参入している方)に波乱を招きそうな予感もしている。
そんな時、歪んだ考えから偏…続きを読む