かけがえのない二人が立ち向かうバディストーリー!

民間警察会社所属のマホロとガルガ。
多種族がし住む街ダイバーシティで、非力なヒューマンであるマホロと彼を守る獣人族であるガルガは民間警察会社のノスタルジアに所属しています。
日々街で起こる事件を片付けていく中で、二人の過去にまつわる事件と因縁のあるテロリスト集団に繋がる糸口を掴んだ二人は、互いに支え合いながら立ち向かっていきます。

様々な人種がいる街や民間の警察会社という、魅力的で特殊な設定でも助長な説明はなく、シンプルでスマートな文章なのでとてもすんなり伝わってきます。
全体的なまとまりもお上手で、一つの映画を見終わったような、すっきりとした読了感を得られます。
何より非力なヒューマンでありながら真っ直ぐ突き進むマホロと、彼を心配し守って獣人族のガルガ、一言では言い表せない二人の関係性に、読んでいく内に夢中になっていきました。
台詞の言い回しもとても格好良く、マホロがガルガの真名を呼ぶ場面は特に素敵です!
二人の絆でもあるこの物語を、是非色んな方に読んで頂きたいです!

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