読後にとても優しい気持ちになれるお話です
- ★★★ Excellent!!!
「グルンステイン物語」というお話と繋がりがあるお話で、ある蜥蜴を主人公とした、童話のような雰囲気のお話です。
序盤の暗く陰鬱な空気から、一羽の傷付いた蝶と出会う事で変化が起きる蜥蜴の気持ちがとても丁寧に描かれています。
読後にとてもあたたかい気持ちになれるお話だと思います。
元のお話を知っていると、それぞれの登場人物と動物の言動がリンクしているのがわかってより深く読み込めると思うので、是非そちらも併せて読んでみて欲しいです。