最終話:春は来るへの応援コメント
完結おめでとうございます!
二人で完成させたあの絵、そんな素敵な演出が!
メッセージ的にも鮮烈ですし、桜吹雪が目に浮かぶようでした。
そして鷹守くんの告白。
ストレートにすっと入ってくる言葉でしたね。敬語になったところできゅんとしました(*´◒`*)
>表札を鷹守と掛けかえても
昔話のしめくくりでよくある「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」のハッピーエンドですが、二人が本当にこのままの感じで幸せに暮らしていく様子が想像できて、胸がいっぱいになりました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そしてこっそり様子を見にきてくれている兄ちゃんの足跡。直子ちゃんが幸せで、きっと安心してるでしょうね。
この余韻で、じわじわ後から涙腺が緩んできます。
苦しい思いもいっぱいしましたが、そのおかげで鷹守くんと結ばれたんですよね。
ゆきはさんの作品の「この人でなければ」という人と人との結び付き、本作でもすごくリアルで説得力があり、この二人の関係性も大変に尊かったです。
終わってしまって、すごく寂しいです。
でも現実でも春が近づいていて、その風景の中に彼らの姿を想像できそうです。
毎晩の更新が楽しみでした。充実の読書でした。
連載お疲れ様です。面白かったです!
また次回作も楽しみにしていますね!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今回も欠かさず最後までお付き合いくださってありがとうございます。
いつも途轍もない勇気をいただいています。
あの絵と依頼者である演劇部の面々が最後まで正体不明でしたが、ようやくですね。
桜吹雪を消したり戻したりの方法は一応きちんと考えましたが、蛇足なので本文には書きませんでした。
褒めてもらえてほっとしています(笑)
鷹守くん、告白のタイミングや言葉をずっと探していました。でも狙っていたのでなく、あそこでスルスルッと出た感じですね。
なので彼の本心そのまま、飾り気はありませんでした。
敬語になったのは彼の性格的な理由と、負い目によるものですね。
彼からすればやはり、三倉の兄ちゃんの影が気になるわけで。
この物語は直子ちゃんの呪いについてがメインなので、鷹守くんとの将来まではどうなのかなと思いました。
もちろん彼が居てこその解呪で、その過程で培った気持ちなので、描かないという選択肢もありませんが。
さじ加減、難しいですね。
お察しの通り、三倉の兄ちゃんはこっそり訪れるようになります。
ところでキツネって、十五年くらいが観測された最長の寿命だそうです。
お母さんとコンちゃんの出会いは二十年前後の昔なので、やはり兄ちゃんは少なくとも真っ当に生きているキツネではないわけです。
で。例の木の実は、食べれば兄ちゃんと同じ側へ行けるもの。
さて、直子ちゃんがズルをして食べてしまっていたら、どうなっていたんでしょうね。
そういう書いてもいない伏線をも撥ね退け、ハッピーエンドに辿り着きました。
そのおかげで、と仰るのもまさにです。
恋愛に限らず人と人との繋がりって、きっかけはなんでも良いのではと思います。
たまたま偶然に出会った同士が、かけがえのない存在になっていく。
燃えますし萌えますし、現実にも時にはあることですよね。
たまたま出会ってなんとなく思いつきをやってみたらいいことが起きました。なんていうお話は、私には燃えない萌えないのです。
その結びつきの部分を評価していただけるのがとても嬉しいです。
毎回、くどいかなあと心配しながら書いております。
尊いって、最高の賛辞です。ありがとうございます。
私も自作ロスになる面はあります。今回のお話を書きながら、春海とかが乗り移ってきたことも数えきれません。
春。多くのことが芽吹く季節ですね。きっと鷹高コンビも、なんだかんだ楽しくやっていることでしょう。
最後になりましたが、お話の奥深くまで掬い上げてのレビューもありがとうございました。
陽の目を見るのを待つお話はまだまだいくらでもあるので、性懲りもなくまた連載させていただきます。
重ねて、いつも読んでいただいてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
第79話:季節は移りへの応援コメント
独り立ちの準備を始めるんですね。
物理的にも解放されて自由が近づいた気がして、すごく清々しい気持ちです。
もらった木の実、芽が出て大きく育ったら素敵ですね。これからも見守っててほしいですもんね。
お話の結末が近い雰囲気もあり、明るい空気感に涙が出そうです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
実質的にはもう巣立ちの直子ちゃん。お母さんの実家を選んだのは都合がいいような悪いようなですが、自分を見つめ直す時間と場所は必要でしょうね。
木の実からはどんなものが生えてくるんでしょう。まさか植物でさえないとか……(ナイデス)
結末は、実は次回でございます。いよいよ最終話、締めくくりです。
まだ結果の出てないこと、ありましたね。
第78話:年が明けへの応援コメント
あぁ、沢木口さんもどうしようもない人ですね。
でも、あの討ち入りの後だと、こんなの何でもないように感じられます。相手にするのもしょうもない。
直子ちゃんが動画を消そうと言ったのも、優しさとか良い子ぶってるとかじゃないですよね。あんたなんかもう怖くないってことですね。強くなったなぁ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
鷹守くんの最後の言葉もカッコいいです(*´Д`*)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントくださって、ありがとうございます。
どうしようも、しょうもない人ですねえ……苦笑
>あんたなんかもう怖くない
ですです、そうなんです!
ツタワッテヨカッタ
沢木口さん当人に対してはなにが変わったわけでもないですが、精神的な修羅場をくぐって、強くなりました。
先日の学校へ行っていた、というのがこの罠なのでした。
裏を明かすと、彼は動画をネット経由でパソコンに残した上でスマホにも保存しました。
ので、単なる脅し文句ではなかったりします。
第77話:御用納めへの応援コメント
>普通とか普通じゃないとか。まだまだ私なんかが区別できるほど、世の中は単純じゃない
あぁ、本当に呪いは解けたんだなと、すごくぐっときました。良かった……良かった……
ずっと支えてくれていた兄ちゃんとの別れ。
もう画面が滲んでよく見えません……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
呪い、解けましたね。たぶんまだ片鱗はかなり残っていて、油断するとまた復活すると思いますが。
直子ちゃんが今の気持ちを忘れなければ、きっと大丈夫ですよね。
兄ちゃんはガラにもなく、桜吹雪と共に去りました。兄ちゃんも自由に、直子ちゃんも自分の道を、それぞれに歩き出す記念すべき瞬間でした。
共感していただけて、私も嬉しいです(ó﹏ò。)
第76話:諦めたへの応援コメント
「議論したい」と言う人ほど「自分の主張を通したいだけ」みたいなことってありますよね。
「諦めて距離を置く」ので大正解だと思いますよ。絶対に分かり合えない相手っていますもん。
お母さんも、ライブとか自分の好きなことを好きなだけできる環境なら良かったんですよね。
鷹守くんが学校に行った理由が気になります!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
あるあるですね。直子ちゃんのお父さんは主張したあとの結論さえどうでもいいタイプみたいで、始末におえません。
どうにもならないことには触れずに距離を置く。正解ですが、悩まずに割り切れるといいですね。
お母さんの浮気は、実はそんなオチでした。別に名家とかでもないんですけど、ウチの娘がそんなはしたないマネをするなっていうおばあちゃん躾がまだ抜けていないんですね。
鷹守くん、さてなにをしに?
種明かしは少しお待ちいただいて、そろそろ幕を下ろす準備といきましょう。
第75話:もう一つの呪いへの応援コメント
あぁ、こんなに話が通じないことってあるんですね……
この人に分かってもらう労力を割くのも無駄のように思えてしまいます。
お母さんの浮気のことをどう処理したのか分かりませんが、形式上「普通」の家族であればそれでいいんでしょうかね。
せっかくここまできて、このままにするのもちょっと悔しいですね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
言葉の意味は通じているのに、会話にならない。稀によくありますね。今回の父娘のは、かなり痛々しいですが。
うまい喩えが思いつかないですけれどもチャレンジしてみますと、『あなたの殴られた痛みと私の蹴られた痛みはどっちが痛いか』みたいな議論ではあるかなと思いました。
(議論とは基本となる価値観の共有が成立しなければ実行不能、と言いたいらしいです)
無駄、ですね。これも普通論でいくと、家族なのだからそんな言葉で切り捨てていいものではないってことになります。仰る通り、浮気の件も同様に。
この場は流すことにした直子ちゃん。放置するのか、別の対策があるのか?
第74話:終焉の呪いへの応援コメント
お母さんも、悩んでたんですね……
自分が受けた仕打ちを、同じようにしてしまったというか、他にどう接していいか知らないからそうする他なかったんでしょうね。
「三倉の兄ちゃん」は、お母さんの中にあった良心が作ったものだったのかも。そんな形でしか我が子に与えられなかったのが遣る瀬無いんですが、まだ救いの道が残っていて、良かったなと思いました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
たぶん良くないと分かっていても、自分の中にあるものさしではそれが普通。そういう時、行動を改めるのはかなり難しい。というのが伝わればいいなあというのが、お母さんの背景にあります。
直子ちゃんが言っているように、それは代を遡るごとに色濃く疑いのないものになっていきますが、ここで断ち切れるものなら断ち切りたいですね。
三倉の兄ちゃん。お母さんが居なければ生まれなかったのは間違いないですね。
重い鎖からは解放されましたが、ここからサッパリ心機一転——ともなかなかいきません。
物語はもう少しだけ続きます。
第73話:向き合うへの応援コメント
善意から咄嗟にとった行動の結果で、そんなふうに折檻を受けたら、歪むのも仕方ないだろうなと思えますね。同じことを娘にしてしまったのは罪ですが……
しかしお父さんもなかなか大概ですね。自分の思う『普通』の妻と娘がいる家でふんぞり返れさえすれば良かったんでしょうか。令和ぞ今。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
理由がなんだろうと、世間を騒がすのは普通でない悪いこと。というのが、お母さんの家の考え方のようですね。
巫女さんの行動を見ると、お母さんもあの頃はまだ活発な性格だったようですが。
仰る通り、そのまま自分の娘に向けてしまってはですね。
お父さんもなんだか痛い感じがプンプンしてます。
お母さん家のとはまったく違いますが、お父さんもまた『普通の呪い』に冒されているのかもしれません。
第72話:普通の家族への応援コメント
言った……直子ちゃん、言えた……!
鷹守くんの「責任を取ります」も毅然としてカッコ良かったですが、直子ちゃんも!
途中から画面ぼやけてました。ずっと溜め込んでたんですもんね。
もう、このまま全部言いたいこと言ってしまおう!!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
直子ちゃん、肝の部分をはっきりと言いました!
なにがおかしいのか自分でも分からないながら、そのまま吐き出せたのが良かったですね。
それは鷹守くん家族を見てのことでもありますし、鷹守くん個人に対して思うところも無意識下で影響したことと思います。
直子ちゃん自身にもカタルシスな場面だったのですが、そんな感じで伝わっていたら嬉しいです。
エンディングに向け、このまま一気呵成です!
第71話:親子の関係への応援コメント
>人の話をまともに聞こうって姿勢はないのかい? 直子ちゃんが一つ言うと、十も二十も畳み掛けてさ
おじいちゃん、ほんとその通りですね!
今まで誰もバシッと言ってくれる人がいなかったので、よくぞ!と思いました。このポジションの人でないと言いづらいですよね。
何か変わるにも決めるにも、まともに話ができれば良いのですが。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
論破という言葉に代表されるように、言い負かすことだけを念頭に話す人が多いですよね。
話術の一つなのは認めますが、おじいちゃんの言うように、人と人との話し合いではなくなりますよね。
まずは対等に。おかげで、話す場ができたと思います。
第69話:決意への応援コメント
あああなるほど、いろいろと綺麗に繋がりましたね!
明らかに超常現象でも、キツネさんがいるなら有り得るかもと自然に信じる空気感が何か好きです。
鷹守くん、いい男です。
私もおじさんおばさんに混じって同じセリフを言いますね。
直子ちゃんが「信じたい」と思えたこと、すごく胸が温かくなりました。
まだ討ち入りがありますが……頑張れ!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
謎めく兄ちゃんがどうしたかったのか、やっとここまで辿り着きました。
>キツネさんがいるなら
あれこれ解説することもできますが、言うだけ野暮という感じになりますよね。直子ちゃんの身に起こったことでもあるし、キツネさんのせいというならそうなのです。
鷹守くん、一番に言いたいことはまだ言えていませんけれども。カッコいいのは間違いないのでは、と思います。
できるかどうか不確かなままのハードボイルドは、男気の基本ですね。
当人が言っていますけれども「信じる」ではなく「信じたい」なんですよね。
もちろんそれでも途轍もなく厚い殻を破ってのこと。これが背伸びでなく、普通にできるようになるといいです。
討ち入り。並み居る敵を千切っては投げ——とはなりませんが。戦います!
第68話:告白への応援コメント
温かい人たちに助けられて、温かい食べ物を出してもらって。この世界も捨てたもんじゃない、ですよね?
何があったのか、直子ちゃんの口から話したことを、ここにいる人たちは全部受け止めてくれる。直子ちゃんのことを尊重してくれる繋がりですね。
さて、手拭い。さっきの手拭いなのでしょうか。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
人心地という言葉がいいなあと思います。字面と、一つ一つの漢字の持つ意味と、熟語としての意味を合わせた時に、なんと温かい言葉だろうと思います。
今日のお話は、人心地という言葉を使わずに、そういう状況を描いてみたつもりです。
迎えに来てくれた「人」たちが、直子ちゃんという「人」の中へ作ったもの。捨てたものでないですね。
告白を受け止めてくれた人たち。告白をさせてくれた人たち。エピソードタイトルはダブルミーニング、あるいはトリプルミーニング的な意味を篭めました。
直子ちゃんの得た、大切な繋がりです。
ボロボロの布きれ。きっとアレに違いないですね。どうしてそれを、関係のないおじさんが持っているのかですが。
もちろん次回、明らかになります。
第67話:迎えの人への応援コメント
過去のおばあちゃんの様子からそうだろうなと予想はしていましたが、お母さんもどうにもできないものを抱え込んでいたことがあったんでしょうね……
恐らく、それこそが呪い。
兄ちゃんは行ってしまいましたが、代わりに来てくれた人たちがいる。その絆が命綱みたいに思えます。どうか、また立ち上がれますように。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
さすがにここへ来ての妙なひねりはありませんでした。連綿と受け継がれた呪いが、直子ちゃんを苦しめています。
お仕事中のはずなのに。バスで二十分ほども走る坂道を登ってきたはずなのに。駆けつけてくれる人たち。
きっとなにか、直子ちゃんの救われる道はあるはずです。
第66話:あの時と今への応援コメント
触れることもできない過去の出来事。何もできなかったとしても、見ているだけなんてできませんよね。
小ギツネにあげた劇団の手拭いが、何かの鍵になりそうですね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
はいその通りで、過去を見ているだけの直子ちゃんにはなにもできないのでした。
ムダと分かっていてもやらずにいられない人。本当にムダそのものなら、黙って見守る人。どちらが正解というのもないのでしょうけれど、直子ちゃんは前者のようです。
過去へ置いた制服と手拭い。気持ちだけでも届けばいいのですが、それもやはり難しいのでしょうね。
鍵……( ̄ε ̄;)~♪
第65話:丘のてっぺんへの応援コメント
過去にこんなことが。
出会っていたんですね、おそらく母娘ともどもと。
可愛いもふもふがじゃれついてきたら、そりゃ応じますね。
この出来事が、現在の直子ちゃんとどう結びついていくのでしょう。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お察しの状況におよそ間違いありません。
子犬や子猫って、抗えない可愛さがありますよね。余談ですが、赤ちゃんライオンを抱っこしたことがあります。
中型犬くらいの大きさがあったと思うんですが、仕草はやはり愛らしくて、もうタマランカッタデス。
……さて。この状況は三倉の兄ちゃんの仕業ですけれども、直子ちゃんを審査するのに必要なんでしょうか。はたまた別の意図があるんでしょうか。
第64話:兄ちゃんの試しへの応援コメント
やはりすんなりとは行きませんよね。人の理とは違う場所に行くわけなので、何かしらの手順が必要でしょう。
急に様変わりした風景。何を見せられるんでしょう。
巫女さん姿の女性は……もしかしてお母さんだったりします?
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
木の実を食べれば、兄ちゃん言うところの「こちら側」へ行けるとのことなので、手順そのものは簡単なのかもしれません。
問題はがらりと変わった景色のほうですね。たしかめると言ってのこれです。兄ちゃんによる、資格試験のようなものでしょうか。
御倉神社は基本的に無人のはずなのですが、なぜか居た巫女姿の女性はいったい……って、ここまでで該当するのは一人しか居ませんね(´∀`;)
第63話:嫁入り前の参道への応援コメント
用事や目的に向かう途中で、それとは関係ない善人に声をかけられる。人生ってそんなことの繰り返しかもしれません。
おじいさんもおばさんも、鷹守くんにも通じる繋がりですね。
さて、兄ちゃんはどう答えるんでしょう。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
自分がどこか目標へ向かっている時、その道中にあるものが必ず有用なものかというとそうではないですよね。
どんなに善良な心遣いであっても、当人に受け入れる余裕がなければ障害にさえなり得ます。
直子ちゃんとしてはどうしていいか扱いに困りながら、既に得た繋がりを疎んでいるわけでもなく。
>関係ない善人に声をかけられる
と仰るように、なんで今なのかを悩んでいるのかもしれません。
鷹守君自身を含め、彼から繋がった縁は得がたいものに違いありませんね。
お嫁に来たよ、と。めでたいはずの言葉が、それらの全てを打ち捨てる言葉となっているわけですが。
三倉の兄ちゃん。おっけ〜となるのか、それとも。
第62話:思わぬ言葉への応援コメント
ここで鷹守くんのおじいさんの言葉に、泣きそうになりました……
何の柵もない親切。直子ちゃんが切羽詰まっているように見えたのは、きっとおじいさん自身もこれまで人生でいろいろあった故の直観かもしれませんね。
直子ちゃん、どうなるのかな……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
おじいさん、真芯を捉えたことを言ってくれましたね。
直観か直感か、なんであれ年の功なのは間違いないです。
直子ちゃんの心象がかなり直接的に荒んできていますね。
やはりもう三倉の兄ちゃんに救ってもらうしかないんでしょうか。
第61話:分水嶺への応援コメント
直子ちゃんのどこか他人事めいた視界が、ただただ哀しいですね……
鷹守くんが心を割いて丁寧に紡ごうとしたものを、土足で踏み躙られるのを目の当たりにしても、なお。
彼が直子ちゃんを馬鹿にされて怒ったようには、彼女自身は気持ちを動かせないこと。
「疲れちゃった」が腑に落ちすぎてしまって、もう誰の手も届かないのかと、胸が苦しいです……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
フッと。自分でも意外だったりするところに、境界線ってあるものですよね。
踏み越えるのには何の用意も気構えも必要なく、でも越えてしまうと戻るに戻れない。
内側からしか開閉できないシャッターが、ガラガラッと下りてしまった感じといいますか。
シャッターを下ろすのは自分である時と他人である時がありますが、今回の直子ちゃんは後者ですね。
鷹守君はシャッターの向こう側にいるので、すずめさんの感じていただいたような見え方になったのでしょう。
でもそれは鷹守君を敵視しているのでなく、彼が悪いわけでもありません。
本当に「疲れちゃった」から、逃げ出すので精一杯なのでしょう。
このまま行けば、これで物語は終わり——ですが、それでは哀しすぎますよね。
第60話:冬の朝にへの応援コメント
お父さんの電話が多いか少ないかはさておき、直子ちゃんはこの後に対応することも考えてなさそうなことから、やっぱり兄ちゃんのところへ行く気持ちは変わってないのかと苦い気持ちでいたんですが。
鷹守くん……!
ついに言うのか……ついに!!
と思ったら、嫌なタイミングで嫌な人が!!
長い長い一夜だったのに!!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
これまで夜遊びなどをしたことのない娘が突然に連絡のつかない状態で一晩帰ってこない。
直子ちゃんではありませんが、普通の親ならかなりの心配をするのではないかなぁと思います。
その上で六回という電話の回数がどうなのか、もちろんどういうタイミングでどれだけの長さを鳴らしたかにもよりますが。
直子ちゃんが心配をかけてしまったと思わないところに答えがあるのかもしれません。
三倉の兄ちゃんのところへ行く考えを翻すだけの何かは起こっていないみたいですね。
鷹守君の引き留め工作に応じる辺り、自暴自棄という段階さえも過ぎたのかもです。
そんな中で、おや彼はなにを……?
なんてとぼけても、これはバレバレですね(笑)
もちろんここでお邪魔が入ります。ほんとに居た、と沢木口さん。
なにやら当てがあって来たんでしょうかね……。
第59話:虚しい夜の終わりへの応援コメント
特別な時間でしたね。夜遅い学校で、二人だけで朝まで過ごして。
元の生活に戻ったら(戻れるのか分かりませんが)、夢だったかもと思うんじゃないかという出来事。
でも、絵はしっかり残りますもんね。直子ちゃんが桜吹雪を散らして、鷹守くんの人型がついた。何か逆に鷹守くんが消えてしまいそうな気も、ふっとしました。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
学校で過ごす、いつもと違う時間。こんなときでなくても特別な気持ちになるのは間違いないですね。
それをたった二人で共有するのは、強烈な記憶になるんじゃないかなと思います。
夢と終わるにしても、いつでも取り出せる思い出になるとしても。
鷹守君の絵は直子ちゃんと一緒でなくとも描くはずだったと思いますが、彼女の存在が何らかの影響を与えているのもあり得ますね。
人型を遺した絵。なるほど、まじないめいた行為でもありますね……。
第58話:絵の中の時間を動かすへの応援コメント
雪が、桜吹雪に。なんて素敵な。
初めての共同作業ですね!!!!(大声)
直子ちゃんを取り巻く状況も今は真冬みたいなものですが、いつか雪解けを迎えて花が咲く季節が巡ってくるかもしれない。
春になっても、鷹守くんは隣にいてくれるはず。二人が本物の桜吹雪を一緒に見られるといいなぁと思います。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守君の絵は、新学年・新入生を祝う桜吹雪の風景でした。
下地から計算して色を塗り重ね、奇妙な冬景色が美しい光景に変わりましたとさ。
と二人の絆が深まるのとうらはらに、直子ちゃんの気持ちは今の生活からの決別へ着実に進んでるようです。
このままでは桜どころか、新学期も迎えられません。
鷹守君も万策尽きた……のでしょうか。
第57話:普通の呪いへの応援コメント
>呪いをかけたほうがおかしいんだ
そう、これはまさしく、本当にそうですね。よくぞ言った!
しかし、
>特別な友達だよ
ンアアアアアア!!!!(ゴロゴロゴロゴロ)
頑張ったと思う!思いますけど!!
友達とは?!?!?!
いや、でも、たぶん精一杯だったんでしょうね。
直子ちゃんの言った「友達」は本当に「友達」の意味だったように思います……笑
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
鷹守君の言わないといけないこと、ふたつ目が言えました!
そして「友達だよ」がみっつ目なのでしょうかっ?(転がるすずめさんをキャッチしつつ)
まあ友達には違いないと思います。でも人間関係って一つの属性しか持ってはいけないってこともないですよね。
直子ちゃんのは紛うことなき友達です(笑)
第56話:普通を勝ち取るためへの応援コメント
このタイミングでクリスマスや家事の話を出したのは、上手い切り出し方だなと思いました。
こっちの事情に構わずただの家事係みたいに扱われているわけですから、あちらの事情を汲んで電話に出てやる義理もないですよね。
忠臣蔵の話も効いてますね。価値観なんて、時代や立場や個人で容易く変わるものですね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
家族間で等価交換もないですけれど、一方的に搾取されるだけというのはあり得ないですよね。
鷹守君は直子ちゃんを否定しないで肯定するために、必死に言葉を探しています。
忠臣蔵もぴったりくる話ですが、なかなかの偶然ですね?
第55話:凍える学校への応援コメント
あぁ、鷹守くんが言う『呪い』とは、やはり価値観のことなんでしょうね。きっと。
絵が完成したら、どんなふうに解けるんでしょうか。
その前にお父さんからの電話をクリアせねばなりませんね……(><)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ここまできてとぼけてもアレなので、どうやら仰るように、鷹守君は高橋さんの言動。つまり価値観に物申したいようですね。
彼のことなので、おかしいよという一刀両断を避けてのこの状況です。
絵が完成したら、呪いを解いてあげられる。
彼にはどんな勝算があるんでしょう。直子ちゃんではありませんが、普通に考えてかなり難しいことと思いますが。
ここへきて、深夜に差しかかった時間帯の電話。今さらなんでしょうかね。お母さんとのお話は済んだんでしょうか?
第54話:特別と普通の差への応援コメント
何が特別で何が普通なのかの違いって、結局どこで線を引くかということでしかないんですよね。その基準は人によって違う。
鷹守くんのことは、最初は自分より下層にいる人だと見ていたんでしたね。これは気まずいところに触れてしまいました……
スクールカーストも一種の呪いですよね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
主観の違いであり、その時の立ち位置によってもまったく異なってしまうものですよね。
お察しの通り、直子ちゃんは不変のものと信じている節があります。
普通である自分は、およそ真ん中。直子ちゃんの自己評価はそういうものでしたね。
鷹守君を下の階層の住人と見ていたのは間違いないですが、当人はどう思うんでしょうかね。
スクールカースト(社会人にもありますが)、ろくでもない呪いです。
第53話:理解できないへの応援コメント
褒められても受け入れられない気持ち、これまでの環境を思えばそうですよね。
直子ちゃんは、「普通の」「特別なことは何もできない」自分でなければいけないと、思い込んでるんですよね。自己暗示というか、身近な相手からの洗脳に近いかもしれない。
「特別」になってしまうのが怖い感覚は分かる気がします。
この呪い、解けるんでしょうか?
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
まさに洗脳ですね。特別になりたいと言ってはいましたが、いざ本当にそうだと誰かから言われると拒否してしまう。
それも結局、普通(あるいは普通以下)の自分として、あるべき感情だから無意識に演じていただけなのでした。
こうなってしまえば自分で解くことは不可能と言って間違いないと思います。
だからと鷹守君になにができるかというと……困りましたね。
第52話:暗がりの対話への応援コメント
鷹守くんは、直子ちゃんの「普通」を紐解こうとしてるんですね。
特別なシチュエーションだから、いつもより何となく話しやすいのかも。
真面目に向き合ってくれる鷹守くんの誠実さを感じます。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
まさに察していただいた通りです!
学校の授業についていけない生徒が、学年を落としての勉強のし直しをしたりしますけれど、それと同じことをしようとしていますね。
鷹守君の「言いたいこと」の一つはこれで、この会話をいつしようかとずっと窺っていました。
直子ちゃんのためには必要と信じているので、真面目も真面目です。
第51話:タイムリミットへの応援コメント
討ち入りの話、ほぼ初めての読書に選ぶにはだいぶ難しいですね……笑
鷹守くんにとって、この場所のこの時間がすごく大事なんだろうなと感じました。
居場所のようなもの。直子ちゃんがいてくれる部屋。
ああ尊い。もどかしい。永遠に続いてくださいこの時間。いや鷹守くんも言うこと言わないとですけど!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
文庫サイズだったみたいですが、初読書には難しいですよね。この一冊だけなら、とどうにか読みきったみたいです。
鷹守君はかなりの覚悟を決めている様子ですね。
それがどんな感情に基づくのか、これから彼の言いたいことというのにきっと含まれていると思います。
この瞬間にしか存在しない、貴重な時間。後々、つらい記憶にならないことを祈ります。
第49話:誰かのためにへの応援コメント
直子ちゃんが自分の事情を明かすなんてこと、今までなかったですもんね。
鷹守くんなりに予感めいたものがあったんでしょう。彼の焦燥が伝わってくるようでした。
後田さんの言った鷹守くんの机が何のことか、少し気になりますけど。
そんなことより、きっと彼には大事なことがありますね。
直子ちゃんの状況や心境とも相まって、既に泣きそうです……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
仰るままその通り、鷹守君はかなりまずいと察しているみたいです。昨日、強引に約束を取り付けた時点でも予感していましたが、今日は確信したという感じでしょうか。
鷹守君の机、なんでしょうかね。もちろん物語的に、いま突然の話ではないですけれども。
何にとは言いませんが、直子ちゃんは完全に見切りをつけている様子で。鷹守君の粘りにかかっています。
第48話:誰も居ない教室への応援コメント
あぁ、良かった、鷹守くんに打ち明けられて。
たぶん家の中はこれから何かが変わっていってしまいそうだけど、きっとそれに翻弄されるだけにならずに、ちゃんと外の世界への出口がありますね。
しかし二人きり、誰もいない教室……(*´Д`*) 私の方がドキドキしてしまいますね!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
場面一転、翌日の学校。最終幕でございます。
もうどうにも言わずにいられなかったみたいですね。そんな時に言える相手のあること、それそのものはとても幸福なことだと思います。
仰るところの、外の世界への出口ですね。
最後に肩をつかんだ鷹守君。まさか……まさか!?
第47話:雪解けは遠くへの応援コメント
他の人の大事なものを勝手に捨てることこそ、人間の所業じゃないでしょう……
直子ちゃん、初めて反抗したんじゃないでしょうか。無抵抗で従い続けるのは危険だったと思います。
少しでも声を上げられたのは、鷹守くんやその家族の温かさを知ったからかもしれませんね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
どんな言いわけも意味をなさないことってありますよね。直子ちゃんのお母さんはそういうものを積み重ねてきましたが、とうとう反撃に遭いました。
とは言え火に油という状況でもあり、仰る通りに無抵抗で居続けるのもまずかったでしょうし、直子ちゃんにできる正解はなかったのかもしれません。
声を上げられた理由もその通りで、鷹守君やその家族とのことがあってこそですね。
第46話:忘れものへの応援コメント
うん、鷹守くんの家族には相談しづらいですよね。
誰に何をどう思われるか、無限に予想して無限に対策を考えるのも精神削れます。
そうやっていろいろと苦しい心を密かに一人で抱え込んで消えたくなってること、何となく鷹守くんは気づいたんじゃないかなと思います。
少しでも打ち明けられたらいいですよね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
相談ってとても難しいですよね。受けるほうはもちろん、持ちかけるほうも。
直子ちゃんも完璧主義ではないのですけど、思考がループしてしまうとドツボですね。
この辺り、伝わるかなぁと不安だったんですが良かったです。
鷹守くんは間違いなく察してますね。どこまでかは分かりませんが、この慌ただしく賑やかな会場でなく、落ち着いて話せる機会を作ろうとしたんでしょうね。
第44話:温かい空気への応援コメント
おいなりさんと葉っぱ……
三倉の兄ちゃんとのシーンは、なんだか儚くて切ないですね。想いを寄せる相手には違いないのに。
鷹守くんの家の空気の温かさ。
直子ちゃんも本能では、何が心地よいのか分かってるんですよね、きっと。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
高校一年生がおよそ十年、募らせた気持ちはとても大きいものです。
大きすぎて、直子ちゃん自身で持て余してもいるかと思いますが。
鷹守家は無神経に明るいだけでなく、気遣いがありますね。
それが嫌なものであるはずはなく、でもそんな扱いをされてもいい自分なのか、と難しいところの直子ちゃんです。
第43話:私を縛るものへの応援コメント
直子ちゃんの抱え込んでいた本心、やっと表に出せましたね。
きっと、直子ちゃんがどうしようもない娘だとか、みんなを好きだとかいうのは、確かに呪いで。
周りの環境が大きく変わってしまうことが、怖くて不安なんですね。だから今のままがいい。
だから我慢する。そうすることしか知らないから。
辛くて苦しいです。もしかしたら、人間の暮らしに戻れない方が楽かもってくらい。
でも、それだと心から哀しむ人がいるんじゃないかな……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
直子ちゃん自身、なにが本心なのかも分からなかった気持ちが吐露されました。
どうやら三倉の兄ちゃんは人でないながら、呪いをかけたりはしていないようです。
直子ちゃんにとって状況の改善方法は我慢して良くなるのを待つだけですね。それでダメなら自分に原因があるはずなので、自分を排除する。
とても不器用に育ってしまった子ですが、誰も哀しまない先行きはないものでしょうか。
第41話:お世辞への応援コメント
いやー……( ´∀`)
可愛らしいですね二人とも( ´∀`)
無限にニヤニヤしてしまうところでしたが、今から御倉神社に。
今日は兄ちゃんに会えるんでしょうか。会えても会えなくても、直子ちゃんは納得できるのでしょうか。
少し雲行きが心配です。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くんは結構な意識を抱いておいでのようですねぇ。直子ちゃんはそれ以前の段階で、すれ違っているというかなんというか。
生温かく見守るのにいい頃合いですニヤニヤ。
先日(劇中では昨日)のこと、兄ちゃんと話すんでしょうか。
今の直子ちゃんにとって三倉の兄ちゃんとは、どんな存在なんでしょう。
色々とはっきりすれば、次へ進めるかもしれませんね。
第39話:雪の下の泥への応援コメント
沢木口さん、陰険ですね……いつか大恥かいたらいいな……( ´∀`)
サブタイトルがまさしく、今の状況ですね。
表面上は良くとも、その下にどんな澱みがあるのやら……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
因果応報と言いますが、現実には憎まれっこは世に憚るものですね(っω<`。)
雪の下はいつも冷たく、ずぶ濡れになっているものですね。覆う雪をすべて無くし、暖かい風で乾かすのはかなり難しいことだったりします。
(だいたいは自分の自由にならないことですし)
第38話:マリオネットへの応援コメント
お母さん、どこで何をしてたんでしょう? 大きめのバッグとは、初めから外泊のつもりで出かけていた……?
気に入らない服を着なければならないって、辛いですね。断る選択肢も存在しないということが。纏う服そのもの以上に、分厚くて脱ぐことのできない枷みたいです。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お母さんはどうやら、ちょっとそこまでという外出ではなかったみたいですね。
そして直子ちゃんの観測に基づけば、この朝帰りは当人も不測の事態だったのかもしれません。
直子ちゃんのタンスはパンパンなのに、着られる服は少ないのです。それはこのお母さんの悪癖によるものでした。
>分厚くて脱ぐことのできない枷
本当にそんな感じですね。手錠のように硬くもないのに、ある種の拘束をとても強力に行っています。
第37話:行き違いへの応援コメント
お父さんは出張。お母さんがいつからいないのか分かりませんね。(メタ的タイムリーにも)大雪で帰宅難民になってるとか? でもそれだったら連絡くらいある……? ないのが「普通」なのか……?
何にしても、この感じだと直子ちゃんに色々あったことがバレずに済むのでは。何だか、そのことにホッとする以上の感情は湧いてこないですね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お母さん、どうしてるんでしょう。天気予報を見たか分かりませんが、帰宅難民の可能性はたしかにありますね。
お父さんが電話をしてきましたが、それは家の電話にでなく直子ちゃんのスマホにでした。
高橋家にはいわゆる家電がないんですね。
ということはお母さんもスマホを持っているわけで……。
バレずに済む安堵感はありますね。直子ちゃん自身にもあると思います。それはズルい考えみたいに思っているみたいですが(´∀`;)
第35話:違う味付けへの応援コメント
よその家庭で食べるごはんって、不思議な感じがしますよね。「その家の普通」が凝縮している感じ。
それは当然に、家によってそれぞれ違う。何となく、直子ちゃんは感覚的に大事なことを認識したような気がします。
鷹守くんのおじいちゃんの口から語られる、直子ちゃんのお母さんの話。意外というか、知らない人のことみたいですね。
お母さんが御倉神社の巫女役をしてたことがあった。これは三倉の兄ちゃんに何か繋がるのでしょうか。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
よその家って不思議のかたまりですよね。一歩入った途端のにおいが違うし、敷物や飾ってある物、食卓に準備されている物。ありとあらゆることが違います。
鷹守家の料理もそんな風に感じたようですが、でもおいしかった、と。
なんでもないことですが、直子ちゃんには新鮮な体験でした。
二年むすめは言ってしまうとミスコンですね。昨今のポリコレとかそういう流れの中で消えてしまったようですが(世知辛いですね)
直子ちゃんは全く知らなかったようです。
御倉神社の巫女役。正式な巫女ではないところがミソかもしれませんね。
第34話:鷹守の家族への応援コメント
鷹守くんの為人も納得の、すごく温かな家庭ですね。
前回の回想の冷たさから一転、ギャップで余計に温かく思えます。
毛玉だらけのスウェットの気安さがいいなと思いました。お客さんだからって変に見栄を張ったりしない、垣根のなさを感じます。
あと、おじいちゃんの最後のセリフがかっこよすぎました(*´◒`*) プロの運転手ですもんね!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
子供にも『普通』を求める家と、あけっぴろげで気取った基準など存在しない家。
どちらが心地いいかは考えるまでもないですね。
おじいちゃん、鷹守君母子が大好きです。いい人なのでそうでなくとも助けてくれたかもしれませんが。
ただし、帰宅できれば万事解決というわけではなく。
直子ちゃんの悩みは続きます。
第33話:母と母への応援コメント
こういう呪いって、脈々と受け継がれていくものですよね。
きっとお母さんも、おばあちゃんの元で、望まれるようにはできなかったんでしょう。
幼い子が川に落ちたと言うのに心配すらしない。
嘘だと疑っているのかもしれませんが、目の前でそうなったとしても心配はしてくれなさそうです。
全部「自分が悪い」に行き着いてしまうのは、苦しいですね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
連綿と継がれる、まさに呪いですよね。
満月が空の高い位置にある時間。小学校へ入学前の子が帰宅していなくても、捜す声がなければ待っている人も居ない。
そこへ帰ってきた直子ちゃんを、おばあちゃんは待ってましたと叱りつける。
いやぁ……清々しいですね。
仰るように直子ちゃんが自罰的である源流はここですね。普通を求め、普通より秀でた特別になりたいのも。
どうにか断ち切れなければ、また連鎖が続いてしまいます……。
第32話:救いの手への応援コメント
頼りにしていたものが、崩れていくような回でしたね。
兄ちゃんのこと、やはり、と思いますが、直子ちゃんにとってはどれだけショックだっただろうかと思います。
鷹守くんが精一杯気遣ってくれて、すごく言葉を選んでくれたのが分かりました。
この後の家への連絡のこととかも含め、次の展開が心配です(><)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
三倉の兄ちゃんはやはり普通の存在ではないようですね。
そんな相手でも(だからこそ、かもしれませんが)、ずっと助けてくれるなら信用も積もるでしょう。
今回の件が直子ちゃんの心象に変化を与えたのは間違いありません。
鷹守くん、装備を整えて追いかけていました。直子ちゃんのこの後も考えて、二人だけの話にできるようにもしていますね。
とりあえず大事ありませんでしたが、仰る通りに当初の問題はなにも解決していませんね。
どうしたもんでしょう……。
第31話:変なことへの応援コメント
こんな大雪でも、いつもの場所にいる三倉の兄ちゃん。
普通じゃないと直子ちゃんも分かっている……たぶん、「普通の人間じゃない」かもしれないことも、薄々気付いているのでは。
物理的に危うい状況ですが、どんなふうに助けてくれるんでしょうね。
彼が何なのかということ含め、気になります。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
どうも三倉の兄ちゃんはお察しのようなアレのようですね(どれだ)。
直子ちゃんもなんの疑問もなくということはないと思いますが、心の奥底にどういう気持ちで兄ちゃんを捉えているんでしょうか。
雪ってかなり危険ですよね。街中でも凍死するのはいくらでもあると思います。
兄ちゃんはいつも正解を教えてくれるわけではない、そうですが。今回はいかにするやら?
第30話:救いはどこにへの応援コメント
>私だけが、家に帰らなきゃなんて子どもみたいなことで悩んでる。
ここ、すごく苦しくなりました。
お母さんが帰ってくる時には、家にいなきゃいけない。直子ちゃん、あの家に縛り付けられてるんですね……
親切を無下にする苦しさも、よく分かります。
三倉の兄ちゃん、いるのかな。こんな天気なのにいたら怖い気もしますし、いなかったらいなかったで絶望ですね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
縛り付けられて、いますね。傍目には普通の高校生に見える直子ちゃんですが、どうも息苦しく生きています。
自分の家や、行うべき行動や常識にも。
三倉の兄ちゃんが待っている。バスが運行休止になるほどの雪の中、直子ちゃんは信じて疑いません。
居たら居たで怖いし、鷹守君が案じるように、そもそも雪の中を歩くのも怖いし。
うーん、色々まずいですね。
第29話:優しいのは誰への応援コメント
お互いに「優しい」と言い合う二人が尊いです(*´Д`*)
鷹守くんは周りの状況をよく見て柔軟に対応できる。
直子ちゃんは自信がなくて慎重だけど何でもできる。
二人とも良い子です(おばちゃんの感想)
そしてバス……そんなことになるんじゃないかなと思ってましたが、帰宅が難しくなるのはいろいろ困りますね(><)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
目の前の誰かを褒めるって、時に難しいことがありますね。特に高校生のような多感な時期には。
でも二人とも、心から優しいと思い合っているようです
そんな二人のこと、仰る通りだと思います。
私なんかも「そうかいそうかい」と、年金からお小遣いを渡してしまいそうです(おばあちゃん目線)
なんと、誰もがまったく全然予想もしなかった、大雪によるバスの運行停止(バレバレでしたね)
まだ時刻は早いようですが、直子ちゃんは帰宅できるんでしょうか!?
第28話:うらはらへの応援コメント
毎度思いますが、ほんとゆきはさんはクズのキャラ造詣がめちゃくちゃ上手いですよね!(言い方)
いやーー憎たらしいわ沢木口さん。いますよね、こういう子。いやーお見事です。
鷹守くんは強いですね。沢木口さんも彼のことを侮っていたと思いますが、そう簡単に屈服できる相手じゃなかった。
あのイケメンが彼氏でなくてイトコか何かである事実が、牽制になれば良いのですが……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。特級クズキャラ造詣師、ゆきはです。
……現実に出会った、コノヒトヒドイナーっていう感覚をいい感じに混ぜ合わせてます(苦笑)
でも敵役が良くないと物語って盛り上がらないだろうと思うので、褒めていただけてありがたいです!
鷹守くんは最初の印象とは全然違いましたね。でも自分から攻撃することはしません。
とりあえず沢木口さんを退散させて、このあとなにもなければいいんですが(不穏)
第27話:行為の意味への応援コメント
職業、つまり食べていくためとかじゃなく、「好き」な気持ちを大事にして人間として生きていくため、ですね。
それはつまり、自分自身を大事にすることで。
直子ちゃんが、親から蔑ろにされてきたことでもあるかもしれません。
鷹守くんが直子ちゃんの目線としっかり向き合おうとしてくれているのが分かります。
しかし、ここに沢木口さん。嫌な予感がしますね……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
人それぞれ、どの程度まで許容できるかはあると思いますが。自身の欲求がなにも満たされないままに生きるのは難しいと考えます。
衣食住が揃っていればとかではなく、です。
(もちろん極限状態になれば、米のひと粒を食べるのが最たる欲求とかいうこともあるのでしょうけれど、ここでは一般論の範疇で)
それはエゴなどではなく、仰るように自分を大事にすること。直子ちゃんの自意識に欠けている部分です。
鷹守くんはその辺りに気づいたみたいですね。
家族やそれに準じた立場でも、なかなか踏み込みにくい部分ですが、彼は果敢に向き合おうとしています。
いざここからというところで沢木口さん。うわあ——
第26話:任されることへの応援コメント
直子ちゃんは「普通にできる」と言いますが、身の回りのどんなことも人並みにできるのって生きていく上でものすごく大事だし、どこへ行ってもやっていけるんじゃないかなと思います。しかも手際もいい。
すごいですよ、直子ちゃん、本当に。みんなすごく助かるでしょうね!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
普通って、どういう視点から見るかによってまったく意味や価値の違うものですよね。
一つだけでなく、あれもこれもと併せ持つと、また違います。
実は直子ちゃん、結構器用なのかもしれません。学校の成績も平均的のようですし、ずば抜けていないのが劣っているのとは違いますよね。
自分の価値を知り、認められれば、もっといきいきできるのかもです。
まずはこの準備作業で、劇団の人たちに喜んでもらえたらいいですね!
第25話:初めての風景への応援コメント
体育館の中のあったかくて楽しい空気が伝わってくるようでした。
手作りしたクッキーもおしゃれした服も、褒めてもらえたことが私も嬉しいです。もっと直子ちゃんをちやほやしてあげて!
最後の一文の「退屈でなくしてくれて」という表現が、たまらなく直子ちゃんらしくてグッと来ました。楽しい初日になりそうで良かったね!(=´∀`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
暖かくて温かい場所ですね。
人間、報われるというのがとても大事だと思います。
見返りを求めるのは浅ましいと言われがちですが、誰かの評価や自分の達成感、そんなものがなければ心が持ちません。
ちやほやちやほや。直子ちゃんには慣れないでしょうが、たくさん補給してほしいものです。
一人称のお話しなので、語り部たる直子ちゃんがどう思うかに頭を悩ませます。
らしい、と言ってもらえて良かったです。
このまま楽しい冬休みになることを祈りましょう!
第24話:手紙と押し葉への応援コメント
やはり三倉の兄ちゃんはちょっと不思議なひとのような気がしますね。
途中で鷹守くんと会ったから、手紙が用無しになって消えた……
この先、直子ちゃんの中で鷹守くんの占める分量が増えたら、それだけ兄ちゃんとの関わりが薄れてしまうんじゃないかという気がしました。
当たり前のことみたいですが、何というか、物理的、物質的に。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
なんだかおかしなことを言う兄ちゃんですね。まるで会うと知っていた、あるいは必然のような。
まあいつも神社の入り口へ居るような人ですから、変わった言動くらいはあって当たり前なのかもしれません(ホントカ?)
>直子ちゃんの中で鷹守くんの占める分量が増えたら〜
おっと。直子ちゃんはけっこうな感じで兄ちゃんに懐いてますが、割合を動かすようなことになったら、たしかにと思います。
さて、どうなりますか。
第23話:クリスマスのあとへの応援コメント
鷹守くん、柔らかい心の子だなと思います。
自分と相手の感覚がかなり違うことについて、「それは変だ」とか「おかしい」とか、頭ごなしの否定をしなかった。
直子ちゃんの抱える彼女自身も自覚できていない生きづらさを、彼は察したのかも。
寄り添おうとしてくれているような態度に、心が温まります(*´ー`*)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くん、とても柔軟な柳のような精神を持った子として登場してもらっています。
伝わって嬉しいです。
昨今、相手が傷つこうとなんだろうとはっきり鋭いことを言うのがいいという風潮が大勢ですが、そうではない子ですね。
直子ちゃんの「普通」はかなり硬直したものなので、彼が寄り添ってくれることで少しでも柔らかくなればいいですね。
第22話:正体不明の迷いへの応援コメント
うんうん、大丈夫大丈夫。この厚意は受け取った方がいいですね。
厚意……あっ、好意?
本当は鷹守くんこそが直子ちゃんに来てほしいんじゃないかなと、邪推してしまいます。
恋愛かどうかは置いといて、学校の外でも一緒にいられる同世代の相手って、ちょっと特別ですよね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
厚意と好意、境界の分かりにくいものですよね。
鷹守くんは感情というか表面的な態度に変化が少ないですよね。実際、直子ちゃんにどういう気持ちでいるのか分かりにくくあります。
少なくともマイナス方向の感情ではないと思いますが。
誰にも周りを取り巻く”みんな”という存在がありますけれど、鷹守くんと直子ちゃんは互いにそこから抜け出ていますね。
恋愛とか友情とか、関係性はまだ見えませんが、仰る通りにちょっと特別な相手ですね。
第21話:違和感の日への応援コメント
1日行かなかった、それが直接の原因ではないんですけど、心境的にも人間関係の変化がはっきりくっきりしてしまった感じがしますね。
シンナーっぽい臭いが何か、気になります。
鷹守くんは、この教室の中で今どんな立場になってるんでしょう。もしかしたら辛い思いをしてたりするのかもしれませんが、それでもいてくれて良かった、と思ったり。
プレゼントは何かなぁ。私もドキドキします……(*´Д`*)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ちょっと間を置くことで、思わぬ変化が訪れることってよくありますよね。良くも悪しくも。
どうやら「なにか」あったようですが、それを知る手立ては今のところなさそうです。
変わったことはないと言った鷹守くんですが、今日の彼の態度からも異変は見えてきません。
はっきりと直子ちゃんの味方で居てくれるのは心強いですよね。
公演チケットに続いて、今度はなにをくれるんでしょう。
第20話:お見舞いへの応援コメント
お母さんはお母さんで、生活面などに難を抱えていそうではありますよね。他人の状況が意識に入らないのも、そこに関連しているかも?
かと言って、振り回される方はたまったもんじゃないですけど。
鷹守くんの言葉、毎回キュンとします……(*´Д`*)
明日は学校行けるといいですね!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お母さんはせっせと出かけますね。お仕事、大変そうです。自分に余裕がなければ、親と言えどいつも優しくはいられないかもしれませんね。
実際のところ、家計はいかがなものなんでしょう。
鷹守くん、今日も気遣いの人です。終業式のような締めのタイミングを逃すと忘れ物をしたような気にもなりますし、なにかくれるというのも気になりますね。
第19話:気遣いへの応援コメント
沢木口さんといい、お母さんといい、相手が自分の都合に合わせるのが当然と考える人種っていますよね。それが『気遣い』だと。
振り回される方がどれだけ迷惑かなんて、考えたこともないんだろうなと思います。
そりゃお腹も壊しますよね。牡蠣のせいじゃなく、そこに載せられた無配慮のせいで。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
気遣いって素敵な言葉ですが、こういう使われ方は気疲れのもとですね。
自分がされて嫌なことはするなと誰しも言われることですが、自分がされることはない(させない)から嫌とも思わないのかなとか思います。
あまりにひどい人格を間近に見ると、体調を崩すことも実際にありますね。
直子ちゃん、せめてゆっくり休めればいいんですが。
第18話:下描きへの応援コメント
クラスのグループのことは、あぁやっぱり、という感じですね……
後田さんも、ちょっと辛い立場かもしれませんね。
鷹守くん、オアシスかな……(*´Д`*)
>「良かった、笑えて」
きゅんとしてしまう……!
自分のやれることに楽しみを見出せる鷹守くんは、きっとどんなことでもやりがいを見つけて生きていけるでしょうね。
『下描き』というサブタイトルが腑に落ちます。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
後田さんの発言を発端とした事態のようですね。彼女に悪意はないものと思いますが。
鷹守くんは、やはりどこまでかを察しているみたいです。
それは言わず、笑うくらいはできて良かったと。
うぅ……言われてみたいです。
仰る通り、彼はなんでもできる超人でなく、自分を凡人と自覚しています。
その上でできることの中に可能性を見つけていく。分かっていてもなかなかできませんよね。
高校生って、進学や就職を目の前に焦ったり驕ったりする頃かなと思います。
でもこれから先を思うと、描き直しのあることも前提とした下描き、と。
彼の考えを表す回にしてみました。
第17話:なにも分からないへの応援コメント
鷹守くんは、何が起きたか察して来てくれたのかな、と思います。
確定的なことが分からない状態って、一番不安ですよね。
直子ちゃんは今は独りになりたいかもしれませんが、気にしてくれる彼の存在が細い希望の糸みたいに思えました。
後田さんのメッセージ。内容を知るのが怖いです……(><)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くん、少なからず何か察しているように見えますね。直子ちゃんは拒否しましたが、誰かが気にしてくれるのはたしかに希望の糸ですよね。
逆に誰からも気にされないのは、試合終了な感じがします。
後田さん。メッセージを読むのが怖いですけど、読まないでいいやとはいきません。
どうにか気持ちを落ち着けて、いざ。
第16話:空の変わり目への応援コメント
人間関係のターニングポイントって、ありますよね。
クラスの集まりに参加するのかしないのか。その選択には、暗に居場所を確保できるかできないかということも含まれていて。
沢木口さんに直子ちゃんの不参加を伝えた後田さんは、直子ちゃんの元へ行かせてもらえない雰囲気だったのでは、という想像もできますね。
どうしようもなかったと思います。でも、これで教室での居場所を失ってしまったのだとしたら……
降り出した雪みたいに、静かに胸の奥が冷えました。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
学校ってあまりに多くのことが詰め込まれていますよね。
人間関係。生涯培われていく知識や技術の基礎。生きるのに必要な常識やルール。などなど。
つまりそれらのターニングポイントがあちこちに隠れているわけで、すべてをうまく躱す(あるいは踏む?)ことなど不可能ですよね。
今回のケースはある程度見えていたものの、直子ちゃんとしては然るべき手続きをしていたので、やはり避けようがなかったように思います。
後田さんがうまくやってくれた上でなのか、彼女は彼女でミスしたのかもしれませんが、庇ってくれたのならそれも責められません。
爆弾に点火しても、威力の大小はまた別の話です。教室から弾き出されるほどか、ちょっと痛いくらいで済むのか。
降り始めた雪がすべてを覆い隠す——とはいかないでしょうね。
第15話:予定違いへの応援コメント
自分で予定を立てて進めていたのに、横から手を出されてめちゃくちゃにされるのって、少なくとも私はものすごいストレスです。
このお母さん、自分の「普通」の基準から直子ちゃんが少しでも逸脱することをひどく嫌うのに、自分が直子ちゃん自身のペースを乱すことは何とも思わないんですね……
こういうのって、積み重なるほどに慣れというか諦観というか、「尊重されないのが当たり前」になってくるので、直子ちゃんが心配です。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
予定を狂わされるの、私も嫌です。自分が不器用と知ってるので、失敗しないようになんでも計画を立てるのに。
このお母さんはお察しの通り、自分の都合でしか考えていないようです。
直子ちゃんも困るだけで、お母さん自身に憤ったりはしていないですね。
彼女にとってこれが「普通」。いやはや、見ているほうも困りますね。
第14話:意外な顔への応援コメント
サブタイトルのとおり、鷹守くんの印象が大きく変わった回でしたね。
やりたいことが明確にあって、そこへ向けてまっすぐに進もうと頑張っている人。すごいです。
一方で、やはり直子ちゃんを気遣って声をかけてくれたんだということも分かって、きゅんとしました(*⁰▿⁰*)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くんはやりたいこととやりたくないことが、はっきり見えているみたいですね。
文章を書く時も、なにを書こう——と考えながらではなかなか筆が進みません。
こう。とはっきりしていると、どんどん進められますよね。
その上に周りの人たちのことを考えられる。直子ちゃんの思う通り、特別なものを持った人なのかもしれませんね。
少しずつ、互いを見る目も変わっていってます。
第13話:唐突な出来事への応援コメント
えー、後田さん、そっちのグループ行っちゃうんだ……
教室で一人きりになると、そわそわしてしまいますよね。居場所がなくなったみたいで。いわゆる普通じゃないみたいで。
鷹守くん、もしやそれを察して声をかけてくれた……?
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
今年もずっとお越しくださって、とても励みになりました。重ねて御礼申し上げます。
さて後田さん。なんだかあっさりと例のグループに交ざってしまいました。
人の居場所って座標ではなく、誰といるかですよね。
自分だけというのもアリですが、いつもと違うのは不安になります。居場所を与えてくれていた相手が居ないわけですから。
仰るように、普通が失われた格好です。
鷹守くんも高橋さんの普段を知っているみたいですね。
一緒にごはんを食べて、それから頼みごと。ものはついでというだけにも、何か察してのようにも見えます。
彼の真意やいかに。
第12話:特別な人への応援コメント
鷹守くんんんん……それは勘違いしちゃうでしょーー!!
いやそんなことだろうと思いましたけど!笑
何というか、みんなに対して明るく優しい鷹守くんみたいな人の「特別」になるのは、かなり難しいんじゃないかなと思いました。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くん、まったく意識なく言っているようです(笑)
直子ちゃんとしては誘われるだけの明確な理由がなく、かといって断るだけの理由もやはりないと感じていたようです。
結果としてそれはどちらも勘違いなのですけど、じゃあお付き合い(同行)くらいしましょうとなるようですね。
今のところの直子ちゃんは「特別」を吸収したいわけではなく、「特別」と接点があるという「特別」があればいいようですが、鷹守くんがその目論見(に起因する行動や言動)に接すると、どういう反応になるんでしょうね。
第11話:三倉の兄ちゃんへの応援コメント
わざと坂を駆け降りるような遊び、子供の頃にやった覚えがあります。手軽なジェットコースターみたいで楽しいんですよね。
しかし川は怖い。十分リアルにあり得る状況で、ゾッとしました。
三倉の兄ちゃんは命の恩人だったんですね。
でも子供が名前を訊かれて苗字だけを答えることってあんまりないような気がするので、やはり彼は何となく不思議な存在のように思えますね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
手軽なジェットコースター。たしかにです。子供の頃の反射神経と運動能力って、凄まじいですね。
以前にもお話した記憶がありますけれど、私は海よりも川のほうが身近に育ちました。
どこまでも果ての知れない海の怖さと、一瞬たりと同じ場所にいられない川の怖さはまったく違うものですね。
深さだけで言えば数十センチの、やすやすと足の届く川でも、水底や流れの状況で危険度が跳ね上がります。
まして小さな子が不意に落ちたら……怖いですね。
三倉の兄ちゃんとの交流は、かなり昔からのようですね。仰るように命の恩人としてが始まりです。
子供同士で苗字だけを答える。たしかにちょっとおかしい気がしますよね。
少なくとも直子ちゃんに悪意を持つわけではなさそうですが、さて?
第10話:嫌になるくらいへの応援コメント
手拭い、小粋でかっこ良さそうですね!
何かをもらう時に一旦は遠慮するのが礼儀みたいな空気、特に年配の女性の間によくありますが、そうでなくとも厚意をまっすぐ受け取るのって実は結構難しいですよね。少なくとも私はそうです。
鷹守くんはスーパーポジティブ全肯定ボーイなのですね。
素敵だし、羨ましいです。直子ちゃんみたいに自分が嫌になっちゃうのも分かります。
でも、普通とか特別とか線を引かずに、友達として楽しく過ごせる関係になれたらいいですよね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
鷹守くんのお使いは劇団の手拭いを受け取ることでした!
昨日言っていただいたことですが、前回の時点で曖昧になっていることに意味はないので、彼に明確に発言してもらうように修正しました。
ありがとうございます。
さて厚意の受け取り方ですが、難しいですよね。
こちらが遠慮しないといけないかなと思ってしまうことがあれば、遠慮しなさいよと後出ししてくる人も中には居たりして正解が分かりません。
私も苦手で、いっそややこしくなるくらいなら全て断ってしまおうかと思うこともあります。
鷹守くん、当人は「それほど善人じゃない」と言っておりますが、ポジティブというかピュアというか、直子ちゃんにないものを持っているのはたしかですね。
無理なくこうできるのなら、自分も周囲も幸福でしょう。
どうしても自分(と、自分の持つ基準)と比べてしまう直子ちゃん。
いいお友達になれそうな気もするんですが、うまくいきますか。
第8話:日曜日の過ごし方への応援コメント
お母さんは「外から見える家」のことには異様に神経質なんですね。冒頭の三者面談の時にもそんな雰囲気ありましたね。
なぜそこまで……? 家の中での娘に対する振る舞いなど到底「普通」とは言い難いのに、外からは「普通」に見せたい歪さに闇を感じます。
鷹守くんの用事を、直子ちゃんと一緒にやろうってお誘いでしょうか? 楽しい休日になるといいですね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
「外から見える家」。たしかにそんな感じがしますね。直子ちゃんの言う『普通』、お母さんの言う『普通』。もちろん言葉にこそしませんが、お父さんや他の人たちもそれぞれに普通を抱えているはずです。
少しくらいずれているのは当たり前ですが、どうも極端でよろしくないですね。
極端と言っても、闇を感じる対局が光とは限りませんが。
唐突に連絡のあった鷹守くん。連絡方法もたまたまあったという様子ですね。
直子ちゃん曰く、徒歩圏内に何もない土地のようですが、一体何の用でしょう。
仰るように用事を手伝えと言うなら、なかなか彼は積極的ですね。
第7話:高橋家のダイニングへの応援コメント
直子ちゃんが毎日夕飯の準備をしてるんでしょうか。
それは置いておくとしても、作ったものに文句しか言われないのは、心が擦り切れてしまいそうです。
両親共に、娘のことに興味がない感じもしますね……
さっきまで温かい人たちに囲まれていた分、落差がすごいです(><)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
毎月の食費を受け取って用意しているようなので、毎日かそれに近い頻度で夕食を作っているみたいですね。
家族であれというか家族だからこそとも言えますが、誰かが当たり前にしなければならないことにも感謝が欲しいですよね。
毎度毎度、べた褒めする必要もありませんが、少なくともこの家に感謝は見えません。
母親だけでなく、一見には鷹揚な感じにも思える父親も良くないと読みとっていただけて良かったです。
興味がない。まさにそんな感じです。
でも直子ちゃんは自分に責任があると感じているようです……。
第6話:あたたかな空気への応援コメント
劇! 意外な集まりの正体に驚きました。
すごく良い雰囲気のみなさんですね。こんな居場所があるなら、学校でどうだって、大丈夫でしょうね。
あと鷹守くんが可愛いです。子チワワ。それは可愛いでしょう(*´Д`*)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
郊外の人少なな集落で、演劇の集まり。単に趣味としてもなかなか楽しそうな人たちですよね。
鷹守くんがここに自分の居場所を見つけているのは間違いないです。
当人、意識していませんが、ある種の他人に訴えかける風貌のようです(笑)
もちろんそれだけではないですが、直子ちゃんも構えていた矛を収めた様子でした。
第4話:困った時はへの応援コメント
普通で居るのが楽。余計なことして「かわいそう」にはなりたくない。よく分かる感覚です(毎回いってる)
でも確かに、鷹守くん自身がどう感じているか分かりませんもんね。
三倉の兄ちゃん、なんとなく不思議な感じがする人ですね。見た目の印象に反して達観しているというか。でも饅頭くれたから、生身の人ですかね。
この会話から時間差で届くであろう手紙、何が書かれているんだろう。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
直子ちゃんの感覚が伝わって良かったです。すずめさんが腕組みの納得で頷いている姿が目に浮かびます。
もしかすると鷹守くんがMの人という可能性もあり(ない)ますしね。
御倉神社で待っている、三倉の兄ちゃん。仰るように不思議な空気感を持っていますね。
文字にしたから後で読め、ならまだしも。わざわざ郵便で届くのを待てとは、いったいなんの手紙でしょう。
とりあえず直子ちゃんの目先の悩みは薄らいだようで、さすがのとっておきですね。
第3話:鷹守瞬の生態への応援コメント
「傍観者」という立場は、安全圏みたいなものなんですよね。直接的な加害者ではないという。
でも「何もしなかった」、というか「見て見ぬふりをした」ということに罪悪感を覚えるのは、それすら皆の彼への仕打ちを容認していることと同じだと自覚があるからなんでしょうね。
鷹守くん、大丈夫なのかな……?
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
直接的な加害者と間接的な協力者では、罪悪感の度合いが違うでしょうね。でも後者のほうが、自分をより卑劣と感じるかもしれません。
どうであれ、仰るようにそういう部分の自覚が二人にあるからなのは間違いありませんね。
鷹守くん、むしろ楽しそうに見える様子もあるようです。実際、当人はどんな思いでいるでしょうか……?
第2話:賑わう教室への応援コメント
目立ちたくない気持ち、すごくよく分かります。モブの一人で良いというか。
パシられてる子を見て、(自分じゃないからいいや)みたいな気持ちになっちゃう。
クラス全体のクリスマス会とか、正直だるいですね……
似たような主義の人が友達ポジションにいるというのは、安心できる要素ですね。少なくとも、そこに居場所があるという。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>目立ちたくない気持ち
ですよね、私もそうでした(基本的に今もですが)。
何度も引っ越したせいか、同窓会の類に呼ばれたことがないので助かっています。
それはさておき(笑)
後ろの席の後田さんとは仲がいいみたいですね。なんとなくこう、という部分の価値基準が合う相手というのがずっとそばに居られる相手なのだと思います。
その点彼女は、今のところいい相棒と言えますね。騒ぎ……沢木口さんのような相手とは、つかず離れずで平穏にしたいものですね。
第1話:三者面談への応援コメント
新作お待ちしておりました!
自分の子供のことを謙遜して言うのは、それが美徳のように見られる側面もあるんでしょうね。
だけどこうまでサゲられちゃ、自己肯定感の育つ余地もありませんね……
意外とこういうタイプの子は多い気がします。
また毎日連載を追えるが嬉しいです!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。さっそくお越しいただいて、凄く嬉しいです!
前作からちょっと間が空いてしまいましたが、また新しいお話を披露させていただこうと思います。
謙遜の美徳は、誰しもある程度持っていますね。それを親にされると、理屈は分かっても精神的に何か積もるものはあるでしょうね。
まあ主人公の彼女はそう言われることに納得していて、ダメージを負った様子はありませんが。
さてこれからどんな物語になりますやら、楽しんでいただけるよう頑張ります。
第11話:三倉の兄ちゃんへの応援コメント
川に落ちてしまうの怖いですよね……体が沈んでいく中、息が無くなっていくあの感覚。本当に恐ろしいなって思います。三倉の兄ちゃんは命の恩人ですね。
作者からの返信
チャーハンさん、こんばんは。コメントをくださって、ありがとうございます!
川、怖いですね。経験がおありなんでしょうか。
私自身、落ちたというのはないのですが、浅い川で流れに足をとられ、自由を失って流されたことがあります。
直子ちゃんは死んでいてもおかしくないどころか、三倉の兄ちゃんが居なければほぼ確実にそうなっていたでしょうね。