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2023年2月18日 21:33
直子ちゃんのどこか他人事めいた視界が、ただただ哀しいですね……鷹守くんが心を割いて丁寧に紡ごうとしたものを、土足で踏み躙られるのを目の当たりにしても、なお。彼が直子ちゃんを馬鹿にされて怒ったようには、彼女自身は気持ちを動かせないこと。「疲れちゃった」が腑に落ちすぎてしまって、もう誰の手も届かないのかと、胸が苦しいです……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。フッと。自分でも意外だったりするところに、境界線ってあるものですよね。踏み越えるのには何の用意も気構えも必要なく、でも越えてしまうと戻るに戻れない。内側からしか開閉できないシャッターが、ガラガラッと下りてしまった感じといいますか。シャッターを下ろすのは自分である時と他人である時がありますが、今回の直子ちゃんは後者ですね。鷹守君はシャッターの向こう側にいるので、すずめさんの感じていただいたような見え方になったのでしょう。でもそれは鷹守君を敵視しているのでなく、彼が悪いわけでもありません。本当に「疲れちゃった」から、逃げ出すので精一杯なのでしょう。このまま行けば、これで物語は終わり——ですが、それでは哀しすぎますよね。
直子ちゃんのどこか他人事めいた視界が、ただただ哀しいですね……
鷹守くんが心を割いて丁寧に紡ごうとしたものを、土足で踏み躙られるのを目の当たりにしても、なお。
彼が直子ちゃんを馬鹿にされて怒ったようには、彼女自身は気持ちを動かせないこと。
「疲れちゃった」が腑に落ちすぎてしまって、もう誰の手も届かないのかと、胸が苦しいです……
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
フッと。自分でも意外だったりするところに、境界線ってあるものですよね。
踏み越えるのには何の用意も気構えも必要なく、でも越えてしまうと戻るに戻れない。
内側からしか開閉できないシャッターが、ガラガラッと下りてしまった感じといいますか。
シャッターを下ろすのは自分である時と他人である時がありますが、今回の直子ちゃんは後者ですね。
鷹守君はシャッターの向こう側にいるので、すずめさんの感じていただいたような見え方になったのでしょう。
でもそれは鷹守君を敵視しているのでなく、彼が悪いわけでもありません。
本当に「疲れちゃった」から、逃げ出すので精一杯なのでしょう。
このまま行けば、これで物語は終わり——ですが、それでは哀しすぎますよね。