応援コメント

最終話:春は来る」への応援コメント

  • 完結おめでとうございます!

    二人で完成させたあの絵、そんな素敵な演出が!
    メッセージ的にも鮮烈ですし、桜吹雪が目に浮かぶようでした。

    そして鷹守くんの告白。
    ストレートにすっと入ってくる言葉でしたね。敬語になったところできゅんとしました(*´◒`*)

    >表札を鷹守と掛けかえても
    昔話のしめくくりでよくある「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」のハッピーエンドですが、二人が本当にこのままの感じで幸せに暮らしていく様子が想像できて、胸がいっぱいになりました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    そしてこっそり様子を見にきてくれている兄ちゃんの足跡。直子ちゃんが幸せで、きっと安心してるでしょうね。

    この余韻で、じわじわ後から涙腺が緩んできます。
    苦しい思いもいっぱいしましたが、そのおかげで鷹守くんと結ばれたんですよね。
    ゆきはさんの作品の「この人でなければ」という人と人との結び付き、本作でもすごくリアルで説得力があり、この二人の関係性も大変に尊かったです。

    終わってしまって、すごく寂しいです。
    でも現実でも春が近づいていて、その風景の中に彼らの姿を想像できそうです。
    毎晩の更新が楽しみでした。充実の読書でした。
    連載お疲れ様です。面白かったです!
    また次回作も楽しみにしていますね!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今回も欠かさず最後までお付き合いくださってありがとうございます。
    いつも途轍もない勇気をいただいています。

    あの絵と依頼者である演劇部の面々が最後まで正体不明でしたが、ようやくですね。
    桜吹雪を消したり戻したりの方法は一応きちんと考えましたが、蛇足なので本文には書きませんでした。
    褒めてもらえてほっとしています(笑)

    鷹守くん、告白のタイミングや言葉をずっと探していました。でも狙っていたのでなく、あそこでスルスルッと出た感じですね。
    なので彼の本心そのまま、飾り気はありませんでした。

    敬語になったのは彼の性格的な理由と、負い目によるものですね。
    彼からすればやはり、三倉の兄ちゃんの影が気になるわけで。

    この物語は直子ちゃんの呪いについてがメインなので、鷹守くんとの将来まではどうなのかなと思いました。
    もちろん彼が居てこその解呪で、その過程で培った気持ちなので、描かないという選択肢もありませんが。
    さじ加減、難しいですね。

    お察しの通り、三倉の兄ちゃんはこっそり訪れるようになります。
    ところでキツネって、十五年くらいが観測された最長の寿命だそうです。
    お母さんとコンちゃんの出会いは二十年前後の昔なので、やはり兄ちゃんは少なくとも真っ当に生きているキツネではないわけです。

    で。例の木の実は、食べれば兄ちゃんと同じ側へ行けるもの。
    さて、直子ちゃんがズルをして食べてしまっていたら、どうなっていたんでしょうね。

    そういう書いてもいない伏線をも撥ね退け、ハッピーエンドに辿り着きました。
    そのおかげで、と仰るのもまさにです。
    恋愛に限らず人と人との繋がりって、きっかけはなんでも良いのではと思います。
    たまたま偶然に出会った同士が、かけがえのない存在になっていく。
    燃えますし萌えますし、現実にも時にはあることですよね。

    たまたま出会ってなんとなく思いつきをやってみたらいいことが起きました。なんていうお話は、私には燃えない萌えないのです。
    その結びつきの部分を評価していただけるのがとても嬉しいです。
    毎回、くどいかなあと心配しながら書いております。
    尊いって、最高の賛辞です。ありがとうございます。

    私も自作ロスになる面はあります。今回のお話を書きながら、春海とかが乗り移ってきたことも数えきれません。
    春。多くのことが芽吹く季節ですね。きっと鷹高コンビも、なんだかんだ楽しくやっていることでしょう。

    最後になりましたが、お話の奥深くまで掬い上げてのレビューもありがとうございました。
    陽の目を見るのを待つお話はまだまだいくらでもあるので、性懲りもなくまた連載させていただきます。
    重ねて、いつも読んでいただいてありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いします。