国一番の役者の娘・燦珠は華やかさも実力も申し分なし。でも、舞台で舞うのは男が一般的というのが世間の常識。そんな現状に不満を抱く燦珠の舞を観て、謎の美青年が告げます。「後宮にある女だけの戯班(げき…続きを読む
中華もので後宮舞台の、でもちょっとめずらしい華劇(ファジュ)が題材のお話。最初に拝見したとき、慣れない中華の漢字の名前や単語に尻込みしてしまったのですが、1章を読み終える頃には不思議とスルスル読め…続きを読む
面白いという噂はかねがね。でもなかなか読みに着手できなかったのは、中華という題材だったから。漢字が多そうだし、役職名や人名が覚えられる気がしない。後宮の話ともなれば組織の構造も複雑だろうと。だから…続きを読む
子供の頃から国一番の役者の父や兄弟子たちの芸を間近に見て育ち、その薫陶を受けた燦珠(さんじゅ)はとにかく舞台に立ちたくて仕方がない様子。 大道芸の如く道端で舞を披露して、道ゆく人々の注目を集め…続きを読む
もっと見る