概要
自分の命と引き換えに大切な誰かを救えるなら——
「アナタが死ねば奥様は助かるのですよ」
自らの命を差し出せば死に瀕した愛する者を救うことが出来る。その手助けをする死神が存在する世界。
仮に命を差し出しても、その代償として自身の存在はこの世から抹消され、命を譲り受けた相手の記憶には一切残らない。
それに加え、命の差出人はこの世に生まれなかったことになるため、息子や娘、孫もろとも消えてしまう。
一刻の猶予もない中で決断を迫られる夫、祖父の友人、母親、親友……。
数人の命を犠牲にしてまで一人を救うことに意味はあるのか、救った先に何が残るのか。
そして死神の正体と目的とは――
自らの命を差し出せば死に瀕した愛する者を救うことが出来る。その手助けをする死神が存在する世界。
仮に命を差し出しても、その代償として自身の存在はこの世から抹消され、命を譲り受けた相手の記憶には一切残らない。
それに加え、命の差出人はこの世に生まれなかったことになるため、息子や娘、孫もろとも消えてしまう。
一刻の猶予もない中で決断を迫られる夫、祖父の友人、母親、親友……。
数人の命を犠牲にしてまで一人を救うことに意味はあるのか、救った先に何が残るのか。
そして死神の正体と目的とは――
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