春先から夏場よく見かけるツバメの物語です。どんな状況になっても生きようとするツバメの描写に力をもらえます。ほっこり、じんわりするお話です!
法律では禁止されているけれど どうしても放って置くことができなかった「あの子」のことを考えて必要以上に手は出さず見守り続けて迎えた旅立ち人と人もかくあるべきだもっと誠実に命と向き合うべきだ思わず胸が熱くなりました
鳥好きにはたまらない文章だと思います。情景の鮮やかさ、鳥の描写が生き生きと目に浮かびます。
ある日、夫が、巣から落ちたツバメの雛を持ち帰ってきた。紙コップにいれて(!)そして夫は、「どうしてもほっとけなかったんだよ。鳥、好きでしょ?」とそそくさ、会社にいってしまった。妻である主人公は(んもー!)とイライラするが、まだ生きてる命を放っておくこともできず……。ハラハラしながら、最後まで一気読みしました。自分だったら、どうするかなあ?と思いながら……。面白かったです。ぜひ、ご一読を!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(285文字)