概要
僕の後ろからついて来るのは、ゾンビになったママのおばけ。
誰からも相手にされず、登校班の一番後ろを俯いて歩く僕の後ろから、いつも誰かがついてくる。
それは少し前に交通事故で死に、ゾンビになった僕のママ。
片腕を失くし、飛び出した目玉をぶら下げ、逆向きに折れ曲がった右足を引きずりながら、ママは今日も僕について回る。
それは少し前に交通事故で死に、ゾンビになった僕のママ。
片腕を失くし、飛び出した目玉をぶら下げ、逆向きに折れ曲がった右足を引きずりながら、ママは今日も僕について回る。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!それは、愛ゆえの――。
授業参観日に、主人公は母親との下校を選んだ。本当は友達との下校を、選ぶべきだったのかもしれない。しかし母親と一緒に帰れる日なんて、いつでもあるわけでもない。主人公は母親と車に乗り込む。そして、事故は起こった。
主人公の母親は、即死。ゾンビのような有様だった。
この事故を機に、母親はゾンビの姿のまま幽霊となり、主人公の通学に付きまとうようになった。帰ったら帰ったで、家の周りをぐるぐると回る。
母親は心配だったのかもしれない。
主人公のことを、見守り続けねばならなかったのかもしれない。
しかし、主人公は学校でイジメにあっていて……。
果たして、ゾンビママはいつまで主人公を見守るの…続きを読む