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概要
漏らしたら負け、たったそれだけのことだ。
琴原高等学校は、スポーツに特化した男子校であった。将来アスリートまたはサポーターなどを志す熱い男たちが集うその高校が、今年から共学になったのだ。一年生に一人だけ入学してきた女の子を、是が非でも自分たちの部活にマネージャーとして入って欲しい生徒たちは、とある一つの珍案を思いついたのであった。「うんこを漏らした奴の部活になんて、入りたくなくなるだろう」と。逆に言えば、「クラスメイト全員の攻撃を掻い潜ったやつの部活に入っても、文句は言えない」。自らが定めた五箇条に則って、1年5組総勢39名は、うんこを漏らさせるように相手を邪魔するビチクソ戦争を始めたのであった。
応援ありがとうございます。これからも、クスッと笑(嗤)える小説作りを心掛けて参ります。
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