救われなければならないのは「自分」ではない!視野を広げて世界を見よう!

 最初に注意、これは「魔法少女」ものの皮をかぶった「ドキュメンタリー」です。いや、何をバカなことを言ってるんだ?と思うでしょ?マジなんですよ。

 「人の役に立つ」って、どういう意味なのだろう?我々は「目を向けなければいけない現実」にあえて「目をつぶって」、自分勝手な救いを「神」みたいな「超越した存在」に求めてるのではないか?と。

 これが、この物語を読んだ後の私の素直な感想です。我々は、あまりにも、「自分」のことしか見えなくなっているし、都合の悪い事を「見ない」努力をしすぎなのです。

 「本当に救われなければならないのは自分ではない!」そんな当たり前のことを学べる小説です。これは「若い人」に絶対に読んで欲しい一冊です。

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