#30 父と息子 ※への応援コメント
事態は好転しはじめたんですね。
幸樹くんが曲を発表し、堂々としたコメントをしたことで、記者たちのほうが叩かれるようになった。
因果応報、叩く人は叩かれることも覚悟してやらないとね。
幸樹くん、一部、お父さんの名誉回復に動くんですか。
優しいなあ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
最近は、マスコミの報道の姿勢もたたかれることが多いですね。いや、多くなったというか、表面化しやすくなっただけなのかもしれませんね。
マスコミや世論は本来、被害者の幸樹よりも加害者の射水父をたたきたいのでしょうが、もうこの世にはいない人ですから…。被害者の方は、もうそっとしておいてほしいものですね。
幸樹の場合は事態が好転しましたが、被害者が自分の感情をさらけ出すことで、さらに被害者への取材がしつこくなる、なんて展開もあるかもしれないので、虐待に関しておすすめできる方策、ではないです。私には、小説に託すのが精いっぱいですね💧
親父さんの名誉回復、どうなることでしょう。まあ、時間のかかる話でしょうね。虐待してくれた父親ですが、自分や兄を可愛がってくれたことまでは否定したくないし、されたくない。父親全体を好きか嫌いか、そんな評価の仕方をしなくていい。父親のこの部分は好き、この部分は嫌い、という解釈をしたっていい。…ということに、幸樹は気づいた模様です。それにこのままじゃ、ちっちゃいお兄ちゃんも安らげないでしょうし、かわいそうすぎますから。
#29 自分を見つめる ※への応援コメント
父親のDVで、週刊誌に叩かれるという、古傷をえぐるようなきつい経験をしてしまったけど。
そのことで幸樹くんは、自分をみつめなおすこともできたんですね。
父のDVはもちろん、許しがたいことだけれども、それとは別に、父と同じ道を歩む、音楽家だと。
もう、仮面をかぶって、オネェのふりをしなくてもよくなったかも。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
幸樹、何かから抜け出しました。
自分の感情を曲にしてみよう、と思ったことで、自分の感情をまっすぐに分析する機会になったようです。相当つらかったようですが。でも曲という形にすることで、自分の中に詰まってパンパンだったものを、外へ取り出すということができました。そして、曲にするという取り出し方は、父親に教わったやり方、だったんですね。
幸樹はもしかすると、父親を嫌いになってはいけない、でも好きだというのも違う、という呪縛にとらわれていたのかもしれないですね。ようやく、父親に対して、この部分は好き、この部分はちょっとな、という見方ができるようになったようです。あんな父親だけど、尊敬できる部分は尊敬していいのだと、思えたようです。
あくまでも幸樹の場合、ですけどね。虐待経験のあるすべての人に有効とは言い切れないと思います。
そうですね。もうオネエの仮面をかぶって別人格になりきる必要はなくなったようです。
見守ってくださってありがとうございます。
#28 発表への応援コメント
なるほど、偉大で尊敬できるけど、DVでひどい目にあわされた、父親像のそのものを音楽にした、というか、幸樹くんだからできたのですね。
曲を聞いた感想が、マーブル模様なら、それがおそらく正解ですよね。
幸樹くんはミュージシャンだから、音楽で表現した。
記者は文字を書くのが商売だから、その音楽を聴いて、せいぜい自分の言葉で表現してほしいですよねw
幸樹くんが曲を発表して、少し元気になった感じなのがよかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>曲を聞いた感想が、マーブル模様なら、それがおそらく正解ですよね。
ああ、本城様、幸樹の作った曲が聞こえたのでしょうか。聞き取ってくださってありがとうございます!
「言葉で表現できる感情ではないのです」
↑言葉で説明しなきゃならない立場の作者としては…オイコラ幸樹押し付けてくれるな、という心境です(苦笑)。
>偉大で尊敬できるけど、DVでひどい目にあわされた
本城様ご指摘のように、幸樹は父親の、この両方を初めて受け止めることができたのかもしれません。それで少しすっきりして、元気が出てきたのでしょうか。
記者たちにもちょこっとだけ反撃です。
#27 保身への応援コメント
おお、事務所もわかってくれて、幸樹くんに協力してくれそうですね。
事務所も、過去にうすうすDVに気づいていながら、放置したことを後悔してるんですね。
作者からの返信
本城様、今日も読んでくださってありがとうございます。
事務所は、幸樹が幼い頃から関わっていますので、志原サンとか香里サンにとっては半分家族みたいなものでしょうね。それなのに、一番肝心なところは見ないようにしてきた。幸樹のことについては、自分たちにも責任がある、と思っているのかもしれません。ご指摘のように、後悔しきり、でしょうね。
幸樹はどう沈静化させるつもりなのか…?
コメントありがとうございます。
#26 新曲を作りますへの応援コメント
記者たちの前で、父親のDVを肯定するだけでも、幸樹くん、大変だしつらかったろうなー。
>「私が父にどんな感情を持っているか、音楽でお答えしようと思っています」
音楽のクリエイターとして、立派な回答だと思いますよー。
聴いてみてから、判断すべきですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
幸樹、何かの方向性が見えたようですね。でないと、自分の虐待被害なんて肯定できないですよね。
さあ、音楽クリエイター、何を呈示するのでしょう。
立派な回答とのお言葉、ありがとうございます。
#25 引きずり降ろすへの応援コメント
音楽の神さま、引きずりおろしていたんですかw
それで、父親のDVの件で張っている、表の記者に、新曲の発表をするんですか?
大丈夫かしら。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
引きずり降ろしてました。音楽の神様、「いででででで」とか言ってたんじゃないでしょうか(^_^;)
というか…この状況で作る新曲って、どういうことでしょうね?
記者に何を話すつもりなのでしょうか?
#24 音楽は好きですかへの応援コメント
碧衣からのメッセージ、あたたかいですね。
すこしでも幸樹くんの心を癒せたらいいんだけど。
お父さんにも、憎めない部分があるのが、どうにも微妙ですよねー。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここは、なんとかして幸樹を泣かせてやろう(💧)と思って、いろいろセリフを考えました。
この場合、たぶん大事なのは「虐待が事実なのかどうか」よりも「幸樹がどれだけ傷ついて苦しんでいるか」なんじゃないかなと思った…はずです、この本文書いた当時は。うん、たぶん。
あの親父(呼び方💧)のことは…鬼のような部分と、父親・師匠らしいところが、交互に思い返されるんだろうな。本城様お気づきのとおり、そこが一番しんどいポイントなんだろうと思います。丸ごと全部嫌いになれる方が、まだ気持ちが楽かもしれないですね。
#23 地獄への応援コメント
>虐待加害者によって発生した損害賠償を、当の被害者が負うことになるのだ。
そんな馬鹿な、とは思いますが、そういうものなのですかね。
ほんとにひどい話です。
幸樹くんは、そういう金銭とかの現実、よりも前段階の心の傷で、まだ立ち直れてないし、立ち直れるかどうかもわからないのになあ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
…実はこういう業界事情はあんまり詳しくないので(💧)、ここまでにはならないかもしれないですね。幸樹は被害者だし💧
ただ、親子で事務所が同じという場合、こういうケースになる流れもあるんじゃないか、という想像でございます。あんまり詳細に考えると、業界の内幕の話になっちゃいそうで、主題がぼやける気がしたので、単純にこういう流れになっちゃいました、ということにしました(💧)。
父親の影響が巨大すぎることが裏目に出ました。
幸樹はまだ、父親を越えるほどの仕事はできていないので、予想される巨額の損害賠償請求の前には、幸樹の収入など吹けば飛ぶようなものです。
幸樹はまだ、そういうことを考えられる段階に立てていません。自分の存在意義レベルで苦悩しています…。
本当にすみません、こんな話で。<(_ _)>
#22 引き裂かれて ※への応援コメント
幸樹くん、まだまだ心の傷が深いね。
世間には、父親のことはもうばれちゃってるんだし、心理カウンセラーとかにかかるのはどうかなあ。
ああ、外は記者がまだ張っているからなあ。
心理カウンセラー呼んだら、それでまた記事になっちゃうかなあ。
作者からの返信
本城様、コメントありがとうございます。
幸樹、どん底の泥沼でもがいています。
自分の意思ではどうにもならないかもしれないですね。
ただ、まだカウンセリングにかかることまでは視野に入ってない感じですね。少し時間が経って落ち着いたら、そういう発想も出てくるかもしれませんが。
自分からカウンセラーにいろいろ開示するのは、まだ思い切りがつかないかもしれません…。
#21 現実が追い詰めてくるへの応援コメント
「アルツリウスの惑星」の制作云々の話を聞けば、射水隆二がDVだけではないこともわかるんですが、やっぱりひどいDVではあったので、その印象のほうが強くなってしまいますね。
幸樹くん、これからどうなるのかなあ。
立ち直れるか心配です。
作者からの返信
本城様、いつもありがとうございます。
射水父は、音楽家としては偉大です。
が…家庭人としては最悪です。しかも悪いイメージがまた鮮烈。
幸樹は二次被害に遭っている状態です…。
ちなみに「アルツリウスの惑星」云々の話は、かの宇宙戦艦アニメをイメージした設定です。あはは💧
コメントありがとうございました。
#20 無価値な人間 ※への応援コメント
これは、記者に追い掛け回されますよねー。
有名人は、つつきまわされるものですからね。
幸樹くんが、開き直れるような性格だったらよかったんだけど、そうじゃないからなあ。
その繊細さが、いい作品を作ってるのかもしれないしなあ。
作者からの返信
本城様、今回もありがとうございます。
こう、なりますよね、やっぱり💧
「ええーっ、あの射水隆二がぁ!?」な反応ですから。そして張本人は故人ですから、被害者の幸樹を追いかけるしかない、という。
自分が実の親から虐待されていた、と公然と認めて開き直るのは…難しいでしょうね。勇気云々の前に、心臓が縛られるような気がしちゃいそうな、そんな感じになってるんじゃないかと勝手に想像しています。
芸術家には必要な感性かもしれませんが(-_-;)
コメントありがとうございました。
#19 破砕 ※への応援コメント
そかー、射水隆二の音楽がボイコットされることになるんですね。
そうすると、事務所も幸樹くんもダメージを受けざるをえないでしょう。
ブラス、幸樹くんは、精神的ダメージもえぐられることになる。
DVの被害者なのにー。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
…まあ、そういう流れになるかなと。
事務所はまだ、幸樹の仕事よりも射水父の楽曲関係の収入の方が多いと思われるので、めぐりめぐって事務所と、虐待被害者の幸樹の仕事に大ダメージです。
どうしても、虐待加害者のイメージの方が強烈ですし、長男に対する疑惑も濃いですから、まあ、ボイコットという流れにはなるのでしょうが…。
まったくなんてことしてくれたんだ、あの親父(-_-;)
#18 最後通牒は突然にへの応援コメント
幸樹くんは、DVを公然と認めるんでしょうか。
幸樹くんは被害者だけれども、芸能人だから、認めるとやはり、影響が出るものなんですかね。
作者からの返信
本城様、今回もありがとうございます。
うーん、どうしたらいいんでしょうね。
幸樹が認めた場合、幸樹本人よりも射水父のスキャンダルですね。射水父はかなり存在の大きな音楽家(として描写したかった💧)ですので。
ただ、公然とはともかく、事務所にはごまかしがきかない段階になってしまいました。事務所としては、外部に対して射水父のDVの認めるか否かどちらにしても、事実を把握しないと、今後の戦術が立てられません。事務所内にも「やっぱりそうか…」と思っていた人もいるようなので。
コメントありがとうございます。
#17 奈落が開くへの応援コメント
幸樹くん、あれだけひどいことされても、親に認めて、ほめてもらいたいんですね。
子供って、そういうものかも。
射水隆二のDV疑惑の記事がすっぱ抜かれるんですか!
どうして今ごろ。
そういえば、ジャ〇ーズのときも、本人が亡くなってから問題になったんだったなあ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
どうも、子どもってそういうものらしいです。切ないな。成長すると、いろんな人や価値観に出会って「親って、見切っていいんだ」とわかってくる場合もありますが、わかるとできるが、また違ったりするんですよね…。
コメント拝読して気づきました。そうか、ジャニ◯ズもこういうパターンだったんだ。もう張本人が断罪できないだけに、やりきれない気持ちだけ残ってしまいますね…💧
どうして今頃。今になって、その話題を持ち出してきた人がいる、ってことですね…。
#16 端緒への応援コメント
幸樹くん父が厳しかったことは、わりと周知されてるんですね。
家庭内暴力までは知らなかったとしても。
作者からの返信
本城様、毎回読んでくださって、ありがとうございます。
射水父は一応、海外でも通用する「大音楽家」でした。なので弟子入り志願者は多かったし、当然ながら射水父にも若手を育成する責任がありました。厳しかったらしいですよ〜。ただ、ちゃんと道理は通っていたし、褒めるところはしっかり褒めて認めていたし、なんのかんの言って面倒見はよかったことで通っていました。ちょっと打ち解けてくると一緒に酒飲んで、陽気にどんちゃん騒ぎするのも好きだったようです。
…つまり、外面はよかったのです。
こういう生活がどれほどのプレッシャーだったのかどうかは、もうわかりません。
コメントありがとうございます。
#14 届けたくないへの応援コメント
>既婚者とか、絶対に結ばれないとわかっている相手を無意識に選んで、好きに
なるほどー、好きな人と結ばれて、家庭を持つことを、無意識のうちに避けているのかもしれないですね。
自分の家庭がひどかったから。
作者からの返信
本城 冴月 様
コメントありがとうございます。
そして、本作通算800pvのキリ番、ありがとうございます!
…以前もこういうことありましたね。
キリッ番。 (笑)
幸樹は、そうですね、家庭も避けていますけど、恋が成就することからも逃げていると思います。
大切な人がそばにいたら、暴力をぶつけてしまうかもしれないから。
自分が無価値な人間(幸樹自身はそう思っているようです)だと知られるのが怖いから。
だから、結ばれそうな恋はしたくないのでしょう。
歪んでますね。(そういう性癖の人もいるかもしれないですが、幸樹は確実に歪んでます)
でも、その方が楽だと、幸樹は思っちゃってるのです。
#13 感情が軋む ※への応援コメント
幸樹くんまでが、暴力父と同じかもしれない狂気を?
それはあんまり信じたくないけど、お母さんがそれを感じたら、逃げ出すのも仕方ないかもしれないですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
悲しいことなんですが、暴力って、連鎖してしまうものらしいです。コミュニケーションのひとつとして、親から「学習」してしまうのかもしれません。そういう日常を生き延びてきたので。あと、暴力をふるわれるという無茶苦茶なやり方で抑圧されてしまうので、反動も大きすぎて、本人でもコントロールできないんじゃないかと思います。自分に家族ができたとき、暴力以外のコミュニケーション方法をほとんど知らなくて…なケースも珍しくないようですね。
意思の力で止めるのは、すごく大変だと思います。それでも、暴力は悪いことなんだと、日々懸命に自制して自分と戦っている人も大勢いると思います。彼らへの支援策や支援機関・団体もあるということが、暴力の連鎖にひとりで立ち向かうことの困難さ、危険さを物語っているんじゃないかと。
私は親から暴力をふるわれてはいないので、想像するばかりですが、心を引き裂かれそうなつらさがあるんじゃないかな…。「これをやったら最低の人間だ」と頭ではわかっていながらも、抑圧されていた怒りみたいなものがかっと衝動的につき上がってくる、しかも目の前には大切なはずの家族。この衝動に負けてしまったら、真っ先に犠牲になるのは…これは相当な地獄じゃないかな…。
果たして、射水母はどこまで知っていたのでしょうか…。
#11 作曲家の華麗な仕事への応援コメント
「降りてくる」、わかりますー。
自然に「降りてくる」と、わりと楽に創作できるんですよ。
無理に降ろす、と、しんどい。
香里さん、幸樹さん父の闇をうすうす知っていたんですね。
でも、告発できなかった。止めてあげられなかった。
んー、他人の第三者なら、そうなるかも。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この小説書いていた当時、ワタシは何を意図していたんだっけ、と思い出しながら返信を考えるので、時間がかかっております。すみません💧
ここは、今作唯一の、笑える、とまではいきませんが、「抜けて」いるところです。作曲に熱中して予定がすっぽ抜ける幸樹。仕事で何度かやらかした様子です。食器洗うことももう忘れてる💧
「降りてキター」な感覚は、カクヨムサイトにおられる方々なら、わかってくださるのではないかと思います。射水父もそのタイプでした。
「無理に降ろすとしんどい」もわかりますぅー。射水親子は仕事のため、無理に降ろすことも多々あったでしょうね。
香里さんは幸樹が子どもの頃から関わっていますので、察してはいたようです。でも被害者本人が頑として認めないので…強く出られなかったのでしょうね。まかりまちがえば幸樹とその母親が、最悪の結末を迎えていた可能性はありましたが、幸いそれは避けられました。しかしその分、幸樹の心には苦悩が深く刻まれてしまいました…。
編集済
#10 荒廃 ※への応援コメント
暴力父は飛行機事故で亡くなり、お母さんは失踪されたんですか。
幸樹くんのためには、暴力父が亡くなってよかった気がします。
本人がお母さんに捨てられた感じがするのは、お父さんに暴力を振るわれている間も、お母さんが庇ってくれなくなって、関係が薄くなって、十分親の愛情を受けられなかったからかも。
お母さんのほうも、自分が暴力を振るわれていても、部屋に閉じこもっていた幸樹くんをどう思っていたか、とも想像してしまいます。
女性の身としては、つらかったでしょうから。
ともかく、暴力父がいちばん悪いっ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
幸樹は母親のことを、父の暴力に一緒に耐え抜いた同士、のように思っていたかもしれませんね。でも、お互いを助けには行けなかった…。
高校生になった幸樹は、物理的には父親に勝てたかもしれません。でも心が、それまで受けた暴力で呪縛にかかっていて、母親を守ることができませんでした。
同じ呪縛が、母親にもかかっていたのでしょう。
父親がなくなって、暴力から解放されたという意味では、よかったのでしょうが、やっぱり子どもにとって親の存在は巨大で、暴力から解放されてよかったね、とは割り切れないのでしょうね。幸樹にとっては音楽の師匠でもありますし。
幸樹の心は、父と母それぞれへの愛憎で、ズタズタです。
…これ書いた当時、ワタシ相当悩んでいたみたいだな(^_^;)
#09 暴君 ※への応援コメント
これはひどい、ひどいですねー。
息子に暴力をふるえないなら、今度は妻に暴力をふるうなんて、ひどい奴。
自分で悪い事しているとは思わないんでしょうか。
翌日、家人の怪我を見ているわけだし、暴力のその時は記憶を失っていたとしても、気づくでしょうしね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
不快な表現が続いて、申し訳ないです。
暴力ふるう人って結局、絶対に力負けしない人を選んでるんじゃないかと思います。幸樹は成長して、体が大きくなりました。その気になれば父親に抵抗できるでしょう…少なくとも外見は、そうできそうです。だから妻にターゲットを切り替えたのでしょうね。
射水父は、翌朝はせいぜい「あ、ちょっとばかりやりすぎたかな」程度にしか思っていなかったかもしれませんね。
こんな話にお星さまくださって、ありがとうございます。
#08 歪んだ邸 ※への応援コメント
うーむ。
幸樹さんのお父さんは、いわゆる、アルコール中毒だったんでしょうか。
アルコール飲んだら、人格変わる人いるけど、それがずいぶんひどかったんですね。
途中から、お母さんが庇ってくれなくなったのも、キツイなあ。
これはトラウマになりますよね。
幸樹さんかわいそう。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
うーむ。アルコール中毒もあったかも。
射水父は、仲間内で楽しく飲んでいるときは「ただの陽気な酔っぱらい」だったので、楽しい飲み方も知っていたんじゃないかとは思うのですが…楽しく飲んでいるように見えて、実はそれも気を遣っていた結果、だったのか?…もう亡くなってしまっているので、実際どうだったのか不明ですね。
アルコール中毒だけではない、別の原因もあった「複合要因」だったのかもしれないです。
家族はたまったものではありません…。
#04 音楽家の日常への応援コメント
幸樹くんて、ほとんどの楽器を一定の水準以上に演奏できるんですか。
それはすごいなあ。
やっぱり天才なんですね。
で、ストレートだけど、オネェを装ってるせいで、変な誤解や気持ち悪いアプローチを受けることがあるんですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
幸樹は、生まれついての才能プラス、父親に厳しく仕込まれての努力、だと思います。
楽器を知り尽くしていないと作れない曲もあったりするのでしょうね。私は楽器はものにならなかったので、よくわからないですが。
ストレートなのにオネエを装っているせいで、ワケワカラン目に遭っています💧その分、セクハラ受ける女性の苦悩が少しわかるようですが(^_^;)
#03 夜の底への応援コメント
なぜマーブル模様が頭に浮かんで気分が悪くなるのか、その原因がわかれば、改善されるかもですがー。
マーブル模様といえば、大理石。
大理石に悪い思い出でもあるのかしら。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
支障ない範囲で割ってしまいますが、
大理石ではないんです。
なんかこう、意識がうにょ〜んとなっている心象風景、みたいな。わかりやすい言葉にたとえるならマーブル模様かな、と思いました。
ウル◯ラQとか、初代ウ◯トラマンのオープニング映像に出てくる、マーブルがゆっくりと渦を巻くようにうにょ〜んと動く、意識がああなっている感じ、です。
心的ダメージが大きくて、意識がうにょ〜んと遠くなる、という状態になっています。
編集済
#02 巨人の急逝への応援コメント
幸樹は、射水隆二という、日本の偉大な音楽家の次男だったんですね。
両親は飛行機の墜落事故で亡くなっている。
「KO-H-KI」としてデビューしてからは、これまでとイメージの違う、オネエなキャラとして活動している。
オネエなキャラは仮面かもしれないですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
幸樹のポジションは、故・宮川泰氏の息子、宮川彬良氏をイメージしました。
(ポジションだけで、あとはまったくの創作です(^_^;))
宇宙戦艦ヤ◯トは名曲だ…。
母親については、ここではわざとぼかしておりますが、実は…後述。
うーん、やっぱり本城様スルドイなあ。いきなりオネエになってしまったんですよ、幸樹は。何かがあったのですね。
#13 感情が軋む ※への応援コメント
このエピソードは本当に心にくるものがありますね。真に迫る描写で、まるで胸が抉られるかのような衝撃を感じました。一部の人にとっては最も見たくない、しかし強く共感せずにはいられない場面であると思います。
お話を読み進める中で、この部分は何度も読み返してしまうくらい凄いです。とても深く刺さりました。
すごい。ただただ、その一言に尽きます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
柳様からそう言っていただけるとは、光栄です。
#22 引き裂かれて ※への応援コメント
憎くて憎くて仕方ないけど簡単には割り切れない感じが凄く辛いですね。いっそ完全に悪人であれば苦しまずにすむのに。幸樹君が、彼の中で今後どう折り合いをつけてゆくのか、とても気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おお、柳様が来てくださった…。
完全に嫌いになれればよかったんですけどね。
想像でしかないのですが、…不完全であろうとも親らしいところがあると、子どもとしてはやっぱり嫌いきれないものかな、などと思ったりします。
#31 虹への応援コメント
最終回まで読ませていただきました。
幸樹のこの先の道は決して容易いものじゃないでしょうね。
音楽の道で生きていくという覚悟を決めた。
それが答えだとしても茨の道だと思います。
もし自分が幸樹の立場ならば、決して家族を作らず、音楽も辞めて1人孤独に生きていくでしょう。
それしか出来ないと思います。
幸樹の進む道に虹がかかることを祈っています。
お疲れさまでした。
作者からの返信
こんなド暗い話を読了していただいて、ありがとうございます。おつかれさまでした。
何度も応援やコメントをいただきましたし、お星さまにレビューまでいただけて、感謝しかありません。本当にありがとうございます。
幸樹は、父親を嫌ったり憎んだりしてはいけないと思っていたのでしょうね。音楽を通して、父親の「こういうところは好き」「こういうところは嫌い」と、自分の感情を素直に認められるようになったことで、少し気持ちが楽になったのだと思います。
必ずしもすべての人にできることではなかったでしょう。
そういう意味では、幸樹は運がよかったのかもしれません。
たとえこの先の道に、まだまだ茨が這っていたとしても。
>幸樹の進む道に虹がかかることを祈っています。
このお言葉をいただけて、投稿してよかったと思いました。
ありがとうございました。
#26 新曲を作りますへの応援コメント
ふぅ~。今日は4話ほど一気読みしてしまいました。
怒涛の展開に、マウススクロールの手が止まらなくて。
いやぁ……どうなるか気になりますね。
このままだと最後まで一気読みしてしまいそうなので
一旦ここで。
人間……自分で制御しきれないほど大きな闇を心に抱えてしまった場合、それでも幸せになれるんでしょうかね。
作者からの返信
コメントそして一気読み、ありがとうございます。おつかれさまです。
人間それでも幸せに…なれるというか、「なることはできる」と思います。
ただ、幸せの種類も人それぞれでしょうし、重すぎる闇を抱えた人が歩く道は、短くもないし平坦でもないように思えます。というより、短い平坦な道でも、歩くのがつらいと感じるのかもしれません。
#14 届けたくないへの応援コメント
このシーンに「愛のかなしみ」を口笛でですか~。
雰囲気あっていいですねぇ。
「四月は君の嘘」で有馬公生が演奏していましたよね。
恋が成就するのは怖いものです。
だから片思いのほうが楽なんですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
…よく考えたら、口笛では吹きにくい曲だったかなあ(汗)。
「四月は君の嘘」はマンガで読みました。あれ、いい話ですよね…(ちょっと涙)。
たぶん幸樹は、「自分をさらけ出す」ことを極端に恐れているんだと思います。
おっしゃる通り、恋が成就するのが怖いのでしょう。
だから「恋が成就しない事情」を見つけて、がんがんに武装して、楽な片思いに逃げようとしていると思われます。
#08 歪んだ邸 ※への応援コメント
これは痛い。
理不尽な暴力も痛いけど、素面の父の優しさを知るだけ、父親の愛情を求めてしまうからなお痛いですね。
息子は大きくなれば父にやり返すことも出来ます。
そうならないのは父親の歪んだアメとムチによって心が支配されてしまうからでしょう。
暴力は病気ですよ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私自身は親から暴力を受けた経験はないのですが、たぶん普段はかわいがられているだけに、暴力をふるわれても憎みきれないとか、そういう心理になってしまうのかもしれませんね。親を憎んだら、自分をかわいがってくれたことまで否定することになってしまう、とか…推測ですが。
おっしゃる通り、暴力は病気です。
#31 虹への応援コメント
完結、おめでとうございます!
幸樹くんの新曲「RYUJI」で、世論は、射水隆二をバッシングすることよりも「KO-H-KIを応援しよう」という流れに傾いてきたんですね。
本当に良かった。
一時は倒産も覚悟の事務所も、なんとか継続できそうだし。
幸樹くんは、虐待のカウンセリングを検索できるほど、前向きな気持ちになれているし、ほっとしました。
幸樹くんの新曲、虹、が発売される日も近そうですね。
作者からの返信
本城 冴月 様
こんなド暗い話を読み通してくださって、ありがとうございます。
どうも幸樹は、マスコミや野次馬が聞きたがっていることに対して、音楽の腕で回答したというのがプラスに働いたようです。
虐待に関して、幸樹はなにも悪くないですしね。やっぱり、つらかったことをアウトプットしたことが大きかったのかな。
ただ、自分の虐待被害を告発するって、加害者である家族を告発すること、つまり「家族は悪い人なんです」と公表するに近いものがあるので、これをためらってしまう気持ちも当然だと思います。たとえ小さな子どもであっても、わかってしまうのでしょうね、「これを誰かに話すのは、お父さんお母さん(家族)を悪く言うことなんだ」って。だから被害者は抱え込んでしまうのでしょうね。
幸樹の場合、自分の音楽の能力と、あと事務所のバックアップがあったからこそできたことなんだろうなと思います。
事務所も、支えた甲斐あって、なんとかもちこたえそうですね。
このぶんだと、新曲「虹(仮題)」も、わりとすぐできそうです。もしかすると、売り上げ額をチャリティーにするための準備の方が、時間かかるかもしれないです。
すてきなレビューをありがとうございます。
当初「こんな暗い話、Web投稿なんてしちゃっていいのかな」とけっこう迷いまして、投稿してからももうかなり時間が経っていましたので、テーマもテーマだしもう読まれないだろうなと思っておりました。いただいたレビューのおかげか、久しぶりにPVが増え始めております。なによりも、途中で読むのをやめちゃってもおかしくないような話を、最後まで読んでくださったこと、毎回幸樹に寄り添ったコメントをくださったことに、深く感謝を申し上げます。
ありがとうございます。 <(_ _)>
…わーい嬉しい~!…はっ、本音が💧
コメントありがとうございました。