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#10 荒廃 ※」への応援コメント


  • 編集済

     暴力父は飛行機事故で亡くなり、お母さんは失踪されたんですか。
     幸樹くんのためには、暴力父が亡くなってよかった気がします。

     本人がお母さんに捨てられた感じがするのは、お父さんに暴力を振るわれている間も、お母さんが庇ってくれなくなって、関係が薄くなって、十分親の愛情を受けられなかったからかも。

     お母さんのほうも、自分が暴力を振るわれていても、部屋に閉じこもっていた幸樹くんをどう思っていたか、とも想像してしまいます。
     女性の身としては、つらかったでしょうから。

     ともかく、暴力父がいちばん悪いっ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    幸樹は母親のことを、父の暴力に一緒に耐え抜いた同士、のように思っていたかもしれませんね。でも、お互いを助けには行けなかった…。

    高校生になった幸樹は、物理的には父親に勝てたかもしれません。でも心が、それまで受けた暴力で呪縛にかかっていて、母親を守ることができませんでした。
    同じ呪縛が、母親にもかかっていたのでしょう。

    父親がなくなって、暴力から解放されたという意味では、よかったのでしょうが、やっぱり子どもにとって親の存在は巨大で、暴力から解放されてよかったね、とは割り切れないのでしょうね。幸樹にとっては音楽の師匠でもありますし。

    幸樹の心は、父と母それぞれへの愛憎で、ズタズタです。

    …これ書いた当時、ワタシ相当悩んでいたみたいだな(^_^;)