概要
ベートーヴェンは善意の悪魔サリエリとモーツァルトとの真実を理解した
時は1802年、処はウィーン。
音楽界の頂点に登りつめたアントニオ・サリエリと彼の一番弟子ベートーヴェンが登場する物語。
一世を風靡した大作曲家であるサリエリが秘密にしている趣味は、新しいお菓子作り。
意外なスイーツを開発しては、せっせと愛弟子たちに振舞います。
しかし、多動症気味のベートーヴェンの興味は、もっぱらサリエリとモーツァルトの一件にあるようで……
善人すぎるサリエリは、後輩作曲家たちの成功と幸せを願っているのです。
本当に、本当に……。
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第五回こむら川朗読小説大賞参加作品
音楽界の頂点に登りつめたアントニオ・サリエリと彼の一番弟子ベートーヴェンが登場する物語。
一世を風靡した大作曲家であるサリエリが秘密にしている趣味は、新しいお菓子作り。
意外なスイーツを開発しては、せっせと愛弟子たちに振舞います。
しかし、多動症気味のベートーヴェンの興味は、もっぱらサリエリとモーツァルトの一件にあるようで……
善人すぎるサリエリは、後輩作曲家たちの成功と幸せを願っているのです。
本当に、本当に……。
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第五回こむら川朗読小説大賞参加作品
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!天才作曲家たちのスイーツ事情
稀代の大作曲家サリエリと、その弟子たるベートーヴェンとの、おやつタイムの雑談の物語。
近世ヨーロッパの偉大な作曲家を主人公にした、ライトでポップなショートショート調グルメ小説です。
あるいは伝記の超・超訳的な物語。
登場人物たちのコミカルな掛け合いが楽しく、またおいしそうな洋菓子の描写などもあり、大変ほっこりした気持ちにさせてくれます。
魅力はなんといってもやはり彼らのキャラクター性。
主人公のサリエリさん、気のいいおじいちゃん先生的な印象なんですけど、でもそれはそれとして読者の目線から見ると、実は結構とんでもないことしてる側面もあったりするのがたまりません。
単純に時代…続きを読む